2009年09月15日

2009.8 広島法事旅行 〜 小屋場只只 3  広島

2005年9月から 2007年11月までは 「 紀子の部屋 」
2007年11月から2009年7月までは 「 紀子の部屋2 」
を ご覧下さい。

朝食


小屋場只只  、  はこちらです。

さて 小屋場只只2日目、 朝食は テラスでいただきました。

外で頂きます


当初 お庭で 朝ごはんを頂きたかったので その旨スタッフにお話し
しましたら 今日は雨が降りそうなので お庭よりも テラスにしては
どうか?と アドバイスを頂き ダイニングのテラスで 頂きました。

説明してくれるスタッフ


↑ 海を見ながら今日の空模様を判断している スタッフさん。

お外に向かって 並んでいただきます。
食材は 夕食とおなじく このあたりでとれたものばかりで、
卵も 黄色が濃くて 美味しい〜。

野菜たっぷりの おみそ汁は 大きなお椀で頂きます。

美味しい朝食12


朝ごはんが終わるころに スタッフさんの予想通り 
雨が降ってきました。
この建物の屋根には 雨といが ( わざと ) ついていないので
屋根から落ちる雨のしずくを 目の前で感じることが
出来るようになっているとのことでした。

そのとおり 私たちもテラスの椅子に座って しばし雨のしずくを
楽しみました。

お部屋には こだわりの小物がたくさんあるので 
ちょっとしたミニ美術館のような雰囲気もあります。

最後に入れてくれたコーヒーと チョコレートを味わいながら
お部屋のミニギャラリーを楽しんで 朝のひと時を楽しみました。

1234

5678


お世話になった スタッフさんです。
ねっ? 素敵な方たちでしょう?
お若いのよとっても! 

お世話になりました


徳山に渡る船は 2時間に1本なので 私たちは11時の船に
乗ることにしました。
お天気が良ければ海水浴や 岩場もぐりなども出来るようでしたが
今回は 後の予定もあるので 残念ながら午前中に島を後にしました。

車で 船着場まで送って頂き ( ほんの5分くらい )
後のお仕事もあるので どうぞ 船が出港するまで待っていないて
帰ってくださいね、とスタッフさんに言い残して 船内に入りましたが
船が出た時に 岸壁を見たら お二人が 大きく手を振って
見送ってくれていました。

ありがとう〜

たった 一晩お世話になっただけの私達に こうして 船から 
岸が見えなくなるまで ずっと、ずっと手を振ってくれている 
スタッフさんを見て なんだかちょっと ほろっとしてしまいました。

なんだか 私 「 瀬戸の花嫁に 」 になったようでした。
( お嫁に行く訳ではないけれど… 
船の別れはちょっと切ないですね )

朝のコーヒーブレイクずっと船を見送ってくれました


↓ 小屋場只只のきれいな写真です。

お庭のなだらかな斜面の下に出来た 「 ひとつぼギャラリー 」。
器やナイトガウンなど 展示販売しているようです。

庭1この小屋がギャラリー


中にはステキな品々


小屋場只只 こやばただただ
平日 1泊 ( 2人利用 ) 一人34000円 + 税
一人増えるごとに 2000円お安くなります。
休日前は 一人4000円 高くなります。

アクセスは 新幹線 徳山駅 ( 山口県 ) 
駅から徒歩5分で 徳山港 
徳山港からフェリーで 45分 大津島、馬島です。
( フェリー、片道690円 )

空1すすき


お庭が広いので たくさんの昆虫や鳥がいます。

ひぐらし昼間の月






回天記念館






鳥


もう空気は 秋になっていましたので 爽やかな滞在が出来て
本当によかったです。
私の2009年夏、 とっても良い思い出が出来ました…


さぁ 広島です。

ANAクラウンプラザ広島広い室内エグゼクティブツイン


今回の広島は 「 ANAクラウンプラザ広島 」 に宿泊です。
この ANAクラウンプラザは 以前は 全日空ホテルでした。
2007年に インターコンチネンタルホテルグループに統合されて
全日空の名前が外れてしまいましたが 落ち着いていて 
洗練された素敵なホテルです。

右下の赤丸アメニティ洗面所


飲み物テスク(鏡)TV


以前 パリに行った時に パリの「インターコンチネンタル・ル・グラン」 
を個人手配して 泊まった際に インターコンチのホテルの会員に
なっていました。

それ以来 時々お安いプランがメールで配信されるのですが
この時期 お部屋代が半額になるというプランがあったので
すぐ予約しました。
50?以上ある広いお部屋が 1部屋2万円という魅力的なプランです。

でもこのプランは キャンセルできないプランで 
キャンセルしても 全額払うという縛りのきつい ( だから安い ) 
プランでしたが 今回は 法事でなので 日にちも決まっていて 
キャンセルすることはないので 申し込んだわけなのです。

そんなわけで お部屋は エグゼクティブツインです。

平和の火原爆ドーム


法事は翌日なので この夜は兄弟で集まることになっていました。
その前に 平和公園に 数年前に出来た 
「 原爆死没者追悼平和祈念館 」 によりました。
主人の母の遺影が こちらに保存、公開されているからです。

パソコンで検索すると 母の写真と その時の状況などが
出てきます。

主人と子供達は この祈念館が出来た時に 見学に来ていますが
私はその時に 100日間の入院をしていたので行かれず 
今回が初めての見学です。

真新しいホールは 現代的で抽象的なイメージの造りでしたが
この遺影のコーナーだけは なんとなく人間味の溢れる一角でした。

きれいなお母さん、いつまでも、いつまでも こうして
微笑んでいてくださいね。 

原爆死没者祈念館12義母


ホテルのお部屋から見える 夜と朝です。

広島の街はとてもきれいです。
原爆で街が焼かれたので 全て新しく街造りをしたので
大変整然として 道路も広いし 木々も沢山植わっているし
とても きれいなのです。

ホテルのお部屋から見る夜景ホテルのお部屋から見る朝の街


せっかく広いお部屋に泊まったのだから 朝ごはんは 
ルームサービスにしてみました。
これ1人前なのよ〜。 多いでしょう?
これで2人で十分でした。

ルームサービスの朝食


フルーツ法事の二人


法事の前に 実家に寄ってみました。 実家と言っても家はありません。
数年前に手放したからです。

その売買契約の時 この土地を買った方に
「 この土地 今後どうするんですか? 」 と聞いたら その人
「 畑にするんです 」 と言って にや〜と笑ったのです。
最近、このあたりに 高速道路が出来ていたりするので
なんだか その言葉 信用出来ず 
「 すぐ転売するんじゃないの〜? 」 と兄弟で言っていました。

でも 来てみたら 本当に 畑になっていました。

それも たいそう 本格的に 色々な野菜を植えていて
とても手入れもよく 作物も順調に育っていたのです。

「 あら〜 本当に 畑にしているんだね、
あの人 意外といい人だったんだね〜
悪者だと思っていて 申し訳なかったわ〜 」 と
主人と二人、 反省してしまいました。

主人も安心していたようです。

ゴ−ヤピーマン畠になった実家の跡地


今回の法事も無事すみ 兄弟、皆 楽しく過ごすことができました。
以前も何度も言っていますが 主人の兄弟は 結構 強面で
つわもの揃いなんですが ( 以前はね ) 
最近は皆 すご〜くいい人 になっていました。

イカのお刺身2


だってタバコも誰も吸わないし ( 以前は すごかったのよ〜
部屋中真っ白になるくらいで )
お酒も 朝から 昼から 夜から 朝までずっと飲みっぱなしで 
ほんとに凄かったのです。
あんまり言うと主人が可哀相なのでこれくらいにしておきますが…

最近は 本当に 皆 いい人なのです。
タバコはだれも吸わないし お酒も ほとんど飲まないし。

前日の夜の 兄弟の集まりの時 皆で 少しお酒を飲んだんだけれど
主人の弟のお嫁さんが お酒を飲んでいる義弟を見て 
「 これでまた悪い人に戻ったらどうしよう〜 」
と心配していましたが 翌日
「 どうだった? 悪い人になってた? 」 と私が義妹に聞いたら
「 よかったわ〜 今日、起きても いい人だったわ〜 」 と
嬉しそうに言っていました。

年とともに こんなに皆、いい人になるなんて…
本人達も笑っていました。

お好み焼き穴子寿司


長らくお付き合いいただきました 広島法事旅行
これで完結です。

広島には ↑美味しい食べ物がたくさんあるので 
ぜひ 皆さまも 機会があったら 行ってみてください。


いつも私が利用している JAL、どうなるのでしょう。
親( 国土交通省 )の 言いなりのまま 気の沿わぬ人 ( デルタ )
のところに お嫁に行くのでしょうか?
それとも 相思相愛の 彼 ( アメリカン航空 ) と
結ばれるのでしょうか?

とても気になります。
私達の税金を使っているのですから なるべく私たちに 
混乱のないように 収めて欲しいですね。

JALは 表向き 静観のようですね。 
それでいいのか! おそまつ君!

機中から


2009年09月08日

2009.8 広島法事旅行 〜 小屋場只只 2

2005年9月から 2007年11月までは 「 紀子の部屋 」
2007年11月から2009年7月までは 「 紀子の部屋2 」
を ご覧下さい。

広島法事旅行 小屋場只只 1 はこちら です。

ガラス張りのお風呂


さて今回は 室内のお風呂、 露天風呂、 夕食、
そして 最近の私の体調など お話します。

バスルーム


明るい洗面室は 天井の半分が ガラスになっているので
壁の白と 空のブルーが映えて とっても開放的な雰囲気です。
オーナーの趣味で集めた アンティークな小物や 椅子、
扇風機などが並んだ室内は どこか 外国の田舎に行った気分に
させてくれます。

洗面所12


アメニティ12


アメニティは マーク&ウェブ がおいてありました。
以前、二期倶楽部に宿泊した時に エステショップで扱っていた
もので 私はその時 写真にも写っている ハンドソープを
購入しましたが 同じ物がこちらにもあったので 
とてもビックリしました。
このマ−ク&ウェブを見たのは 二期倶楽部以来 
初めてだったからです。
オーナーのセンスですね!

このマーク&ウェブの ハンドソープ、 液が透明なのです。
だから 見た目に とっても清潔感があります。
( 今では お店もたくさん増えて どこでも買えるのですね。 )

バスルーム1バスルーム3


さて 洗面所の左側に お風呂があります。
こちらのお風呂も 天井の半分がガラスで 海に面して正面も
一面ガラス窓です。

もう一方にも 小さなが窓があり お庭の木々が見え
非常に開放的な浴室になっています。

湯船に浸かって海を見ると ちょうどお湯の境と海が並行になるように
設計されていると スタッフの方の説明がありました。
インフィニティお風呂です。

4ベランダ側から


CDスイッチ蛇口扇風機


スイッチや 蛇口など 非常に凝っていますね。
CDも置いてあり リラックスしながら お湯に浸かれます。

ガラスの天井の洗面、お風呂



さぁ 次は 裏山にある 露天風呂です。
海一望の 絶景の 露天風呂は 五右衛門風呂です。

露天風呂


お部屋から 裏側の扉を出て 山の中を少し上がります。

( 足が不自由だと この上り坂、結構 恐いのよ。
なにせ この島の特産物の御影石が 自然に積んであるので
こんなところで滑ったら 大変です。 )

茶室茶室内部


階段を登ってすぐ左に お茶室があります。
全くの山の中です。
お茶が立てられるのかは聞きませんでしたが こんなところで
一服いただけるも 風情がありますね。

( 人数が多い時には こちらで寝ることになるようです。)

隣にはトイレが。
これまた全くの 山の中ですが トイレ、 きれいでしょう?
こんなところも全てきちんと 清潔に お手入れしてあります。
もちろん ウォシュレットです!

外のトイレ露天風呂1


2露天3


主人の実家も 以前は 五右衛門風呂でした。
この五右衛門風呂 周りが鉄で出来ているので 最初私は恐くて
体が当たったらやけどをするのはないかしら?と 思い
結婚当初は 広島でお風呂に入るたびに
お風呂の真ん中で 身を縮ませてじっとしていました。

後で聞いたら 平気なんですね。
不思議、 やけどをするほど 熱くはないのよ。

でも 底に板があって それを浮き上がらせないように
沈めて入るのが ちょっとコツがいって 大変でした。

中国地方は 以前は 皆 五右衛門風呂だったのかしら?
主人には 懐かしい お風呂でした。

お風呂に入った目線で 海を見る図 ↓ 

露天から見る夕暮れ2


夕暮れが本当にきれい。
だいぶ雲が出てきましたが それでも 赤く染まる海と空を
見ながら のんびりと お風呂に浸かれるなんて。。。
本当に極楽 極楽!  何もかも独り占めの夕暮れでした。

露天から見る夕暮れ3


さて さっぱりとしたら もう夕飯です。

と、その前に 最近の私です。
以前のブログで 目 腸 そして今度は 足を怪我してしまったと
書きましたが 今日でようやく 足の方は完治しました。

1ヶ月かかりました。
添え木も2週間以上していましたし その後も包帯は巻いているように
言われていました。 

まだ添え木をしている時に 脳のMRIを撮ることになったのですが
( 目の黄班変性だけにしては 視力が 急に落ちたので
やはり リンパ腫を疑ったほうが良いのでは という眼科医の勧めで )
いつもの 病院で MRI検査を受けたのですが MRIって 金属が
反応するので 体に金属をつけてはいけないのですが 今回は
撮るところは脳だったので 足は関係ないかなと思い 
事前に 病院に電話して 足に 添え木の金属をしているのですが 
反応しないですか?と聞いたら
なんと こわいのよ! その電話口の技師さん。 
「 最悪 足が折れるかもしれないから 添え木は 金属ならば
足とはいえ はずさないとMRIは撮れない 」 って言うんです。

えぇ〜 そうなんだ〜 足でもダメなのね。

でも 日程を変えることは したくなかったので
その検査の時に 一時的に 添え木をはずせばいいや、と思い
検査に臨みました。

で、 当日 用意してね、って 技師さんに言われ
やおら 私が 足をだして 包帯をぐるぐるとはずし
そのうえ 足の 添え木を留めているテープを びりびりと
はずし始めたので その技師さん ビックリして 私を見て
「 い、い、いいんですか〜? はずしても… 」
って言うんです。
「 だって足に金属つけてたら 足が折れるって言われたんですよ〜 」
と私が言ったら 
「 まぁ〜 そりゃ〜 そういう事も…
まぁ できるだけ はずせるものははずしてというか…
室内にも 微量ですが 磁気? がありますからね〜 」
と しどろもどろ…
でも 平然と添え木をはずす私を見て とっても驚いていました。

再度 「 だ、大丈夫なんですか〜? 」 と言っていましたが
「 だってはずすしかないのでしょう? 後でまた自分でつけますから 」 
と言ったら その技師さん、またまた驚いていました。 


デモね、 ズボンに留め金具が付いているのを言ったら 
それは 大丈夫、だって言うのよ。

へ〜 ズボンの留め金具が大丈夫ならば 
足だって平気なもんだと思うけどね〜

ということで 無事 MRIを撮り その後 また自分で添え木をつけて
包帯をまいて すたこらさっ!と 帰ってきました。

( もちろん帰りに 足のお医者さんによって
添え木のテープを巻きなおしてもらいました ← MRIのことは
言えませんでした。 )

で 脳のMRIは異常ナシでした。 ほっ!

夕暮れ


その後 眼科の先生と いつもの主治医の先生と 外来で
色々と検討し MRIというのは 精度が乏しいから 詳しく調べるには
脳の 髄液を調べたほうがいいって事になり 脊髄から注射で
脳の髄液を吸い取る検査をしよう ということになりました。

でもね、この脊髄から注射する事 以前も3,4回やったのよ。
検査では1回、 そして 脊髄から脳に抗がん剤を入れるのを 
3回やったのだけれど その後 すごく頭痛がして 散々だったの。
それを先生に言ったら 圧の関係で そうなるんだって。
前回なったら 今回もそうなるかもしれないね、って言うの。

それは 本当に すご〜く 痛いのよ。
ただの頭痛ではないの 、 横になっていれば平気なんだけれど
立っていると もう何も考えられないくらい すごい頭痛が来るのよ。

そのうえ その頭痛、1週間くらい続くのよ。
だからいやだな、と思って 9月の末にしましょう、
( 9月の シルバーウイークに旅行を入れているので )
という事になりましたが やっぱり いつかやるならと思い
その検査も 先週受けてきました。

あんまり私が 恐いだの 痛いだの 言うものだから
今回は 上手な先生にやってもらうよう 手はずを整えておくから
と主治医の先生も言ってくれました。 
 
そしたら 本当に 上手な先生にやってもらえ 
頭痛もなく 気持ちよく検査をすることが出来ました。

やはり先生の腕ってあるのですね。

で、数日後、主治医の先生から電話で この脳の髄液検査も
異常がなかったと、 報告を受けました。 ほっ!

でも眼科の先生は リンパ腫の兆候は かなり時間を掛けて
出てくるから やはり 目の細胞を注射で採らないと 
分からないといっていましたが とりあえず 明日体のCTがあるので 
その結果で考える事にしました。

検査、検査で お金が 飛んでいきます。
全くもったいないね〜
元気なら そのお金で 随分とおいしいものを食べられるのに… 

夕暮れと自転車夕暮れ


さて お待ちかねの夕食は 夕陽を見ながら いただきます。
海に向かって 二人並んでのお食事です。

ダイニング 夕食


テーブルの後ろには かまどがあり お釜でご飯が炊かれていますし
網では 採り立ての野菜や お肉が焼かれます。

燃料の薪は 海辺に上がる流木だそうです。
材料や燃料、 全てが 地産地消ですね。

2台所1


美味しい夕食をご紹介しながら 足のお話です。

暫くは 足の包帯を換えに 週に2,3回 
近くの医院に通っていました。
先日もお話しましたが この医院、 とっても看護婦さんの数が
多いのです。
包帯を変える時だって わらわらと 数人の看護婦さんが集まってきて
口々に 「かわいそうよね〜 強い治療をしたからね〜
直りも遅いかもね〜 」 などど 皆さん 言ってくれるんです。

カルテに 「悲」 とか 「哀」 とか判子が押してあるんじゃない
かしら? と思うほど 皆さん、親切に可哀相がってくれるんです。

そして その時に また 看護婦さんが
「 紀子さん! 歩いてないでしょうね〜? 」
って聞くので 「 えっ? えっ、あっ、は、 はい… 」
みたいに曖昧に言ったら
「 いい? 重い荷物とかも持っちゃだめよ〜
すべて 足に 体重がかかるからね 」 と言われてしまいました。
「 あんまり歩いちゃダメよ〜
もしかして歩き回っているの? 」 とかも言われてしまいました。

その後 看護婦さんが 3週間目にレントゲンよ、 と言うので
私が あの〜 2週間後って 先生には言われたんですけれど…
と言って 看護婦さんと やり取りしていたら

またまた カーテンの奥の先生が 

( 先生とはその日会ってないのよ、 診察はナシだから。
そのうえ 私のカルテだって 先生のところにはないのよ
看護婦さんが持っているのだから。 )

なのに 先生が そのカーテンの奥から またまた大きな声で
「 紀子さんのレントゲンは 2週間後でいいんだよ〜 」 って
言ってるんです。 もう私ビックリよ。
私のこと見ていないのに また 歩く、歩かないで
私と看護婦さん達が ごちゃごちゃ言ってるのが 
聞こえてしまったのね〜、 きっと。
以前も看護婦さんと 「歩く、歩かない」 で騒いでいたからね〜 

まずはビールで焼き野菜


その先生 40代半ばで 今 脂が乗り切っているのよ。
頭の回転もすごくて 何もかも バリバリって感じで
もう本当に驚いたわ〜

侮れない先生でした。
添え木が取れたときにも 私の顔をまっすぐ見ながら
「 あんまり歩いちゃいけないよ〜 」 って言ってました。

今日も これで終わりって言われた後
「 この先 注意して歩かなきゃいけないよ、
同じところぶつけたら 今度は大変だからね〜 」 と
しっかり注意を受けてしまいました。

やっぱり 私、 可哀相な人として認知されているようでした。
とほほ…

鮑車エビ


お造り


今回のケガは 目が悪いから 注意不足になっていたのかも
しれません。
目の方は 左目が 縦も横も 歪んで見えるようになってしまい
中心視野が ぼやけて見えるようになってしまいました。
だから左目は 新聞などの文字が あまり見えないのです。
 
それに 左右の目で 物の大きさが 違って見えるので
階段とかは とっても 恐いのです。

今回の旅行も 石段が多かったので だいぶ ふらついて
よろよろと歩いていましたので 何だか怪しい人と思われないかと
心配だったので 途中で主人に 「 私、目が悪いのです 」 と
スタッフに言おうかしら? と言ったら 主人は 
「 今さら言ってもどうにもなる訳ではナシ 相手も困るだけだよ 」
と言うので 何も言わないで 只只 怪しくよろついていました。

ステーキお魚長いも


さて 夕飯は お造り、ステーキ、 お魚の煮つけ と続きます。
お刺身は 車えびが今日採れたとのことで めったに出ないものですよ、
といわれ とっても美味しくいただきました。
どれも 本当に美味しくて お刺身は 甘、辛の2種類のお醤油
焼き野菜や お肉は お塩をつけて 頂きました。
お塩は3種類ありましたが その他に 岩塩の塊があって
それを すりながら粉にして いただきました。

途中で 籠に乗せた 山菜? を見せてくれましたが
その後 それをてんぷらで出してくれました。

何より私が嬉しかったのは その山菜だけでなく海老も入れての
かき揚げが とっても サクサクですごく美味しかったのです。

一日一組ですから お料理も 全て出来立て! 揚げたて!
熱々です。

山菜の天ぷら


最後は 焼きおにぎりです。
私も完食しましたので 主人にはちょっと 少ないかな、と
思いましたが その後で お夜食のおにぎりがありましたので
お部屋でまたまた 美味しく頂きました。

デザートは 玄米茶のアイスで 空を見ながら ベランダで
いただきました。
お部屋の明かりを消してくださいね、 とアドバイスを頂き
そうして夜空を見あげたら なんと天の川が見えました。

幸せな夜はふけていきました。

焼きおにぎりほうじ茶のアイス御夜食


夜のベランダ


スタッフはこの後 お片付けをして 10時過ぎには ここを
後にして坂を下りてゆきました。

全く私達だけの ヴィラになります。
黄色い携帯電話を渡され 何かあったら携帯の1番に電話するように、
そして 明日また会いましょう、と言いながら
スタッフとはお別れしました。

こんなお宿は ビックリです。
この島では 普通の家では 鍵は掛けないといっていましたので
全く安全なのでしょう。

テレビもない この時間 この空間、 暫く夜空を見ながら
その後 ぐっすり眠りにつきました。

小屋場只只 3 はこちらです。


2009年08月31日

2009、8 広島法事旅行  〜  (徳山) 小屋場只只 1

小屋場只只 リビングルーム


8月の最後の週末 主人の母の7回忌の 法事があったので
広島に行ってきました。

広島の法事旅行の1泊目に 素敵な景色のお宿に泊まってきましたので 
( 前回の熱海旅行記がまだ完結していませんが )
皆様に その景色の素晴らしさを お伝えしたいと思います。
( 今回は 写真中心です )

ウエルカムドリンク


訪れたのは 広島のお隣の県、 山口県徳山の沖合にある瀬戸内の
小島 「 大津島 」 の 「 小屋場只只 」 です。
 
広島法事旅行 出発


朝早くの出発です。
一番早い便は ( 6時55分発 ) 日中の便よりもお値段が安いので 
必然的に 早朝便になる私たちの旅行です。

グリーンのJAL機は 「 スカイエコ 」 だそうです。


さて 大津島に行くには 広島空港から リムジンバスで
広島市内に出て、 そこから徳山行きの高速バスに乗り
1時間40分ほどで徳山駅に到着します。
( 広島から 新幹線で 徳山まで行けばもっと早いのですが 
お値段が。。。 )

徳山駅から 島行きの高速フェリー乗り場へは 徒歩5分くらい。
これは便利ですね。

人間魚雷 「 回天 」 の発射基地があった 悲しい歴史の島
「 大津島 」 まで 高速フェリー ( 40分 ) で
向かいます。
 
徳山港大津島行きフェリー40分で到着


この大津島には 人間魚雷 「 回天 」 の記念館があるので
フェリーには その記念館を見る観光客や 島の方、数人が乗って
いましたが その船内に とてもきれいで垢ぬけた美男美女がいたので
私は もしかしてこの人たち 小屋場只只に泊まる人ではないかしら?
と思い とてもびっくりしました。

だって 小屋場只只は 1日1組のお宿なのです。 
ってことは私たち、 日にちを間違えたのではないかしら? と 
思い 焦りながら 何度も手帳を見返したりしていました。

港に着くと お宿のスタッフが 車でお迎えに来てくれています。

すると 船にいたその綺麗な男女は 島にいた若い人と 
ちょこっと話した後 私たちのところに来て 
挨拶するではありませんか。

なんと その方たちが 今日、私たちのお世話をして下さる
お宿のスタッフだったのです。

後からお話を聞くと スタッフは5人いて ( オーナーは別の方で
以前は オーナー自ら接客していたそうですが最近は 時々見える
とのことで 通常は このお若い方たちに任せているようです )
常時2名が交代で お仕事をしているそうです。

あ〜 びっくり!
それで納得できました。
このお若い綺麗な美男美女が 私たちのお世話をして下さるなんて
すごくうれしい気分でした。

人間魚雷、回天記念館山の上にあります


チェックインは3時半なので それまで人間魚雷 「 回天 」 を
見学しようと 記念館まで送って頂き 見終わった後 またお迎えに
来てくれることになりました。


山の真上の とっても見晴らしの良い穏やかなところに
記念館はあります。
最初に20分くらい 戦争当時のビデオを見て その後記念館に
展示してある資料を見学しました。

若い人の命をかけた作戦が このような島で ひそかに行われていた
とは 。。。

人間魚雷 「 回天 」 のお話は 数年前に 「 出口のない海 」 
という映画になったそうです。

亡くなった人々のお名前と出身が刻まれた石碑が 記念館に向かう
まっすぐな道の両側に 並んでいました。



イタリアの軍用車ミニモーク向かいます


さて お迎えの時間に現れたのは イタリアの軍用車 「 モーク 」 
の流れをくんだ 「 ミニモーク 」 です。
窓はオープンの ブルーのイカシタ(笑)車です。 

それに何より こんなに素敵な方が 送迎してくれるんです。
クリックすると写真が大きくなりますので よく見て下さい、
でも逆光で素敵なお顔がよく見えませんね。 残念。

小屋場只只


車で坂を上がること5分 ( 歩いても港から10分くらいです )
坂の上のそのまた上に 1日1組のお宿
「 小屋場只只 」 はありました。

御影石の入口入口へ坂1


大津島の特産品である 御影石を使った門は 
人が一人取れるだけの幅です。
この門を通って 坂を上がります。

小屋場只只 素晴らしい景色


坂1坂2



振り返ると こんなに青い海、
見下ろすと ミニモークが 小さく見えます。

つきました玄関



石段を登ると 左側にはヴィラのベランダが見えてきます。
玄関の白い暖簾をくぐって左に入ると そこは
ロビー件ダイニングのお部屋になっています。

ロビー件ダイニング1外を望むダイニング


ダイニングのテーブルに座って前を見ると この景色!

建物に入るとこの景色


左を見ると右を見ると


ダイニングルームの前は ガラス窓も開け放たれて 
キラキラした海が 目の前に広がります。

お隣はリビングルーム この景色!


そして お隣のお部屋が リビングルームです。
そこからも こんなにきれいな海が望めます。

あら? 気づかなかったけれど このリビングルームには 
大きな一枚のガラスがあるのです。

綺麗に磨いてあるのでしょう。
ここにガラス窓があるなんて ちっとも気づきませんでした。

リビング


↑ この椅子の先の 床の色が変わっているところが 
室内と 室外のベランダとの 堺なのです。 
写真でも そこにガラスがあるなんて 気がつきませんよね。

リビング1リビング2


ミニキッチン123


この海に面しての椅子の後ろは 一段高くなっていて
ソファーと ミニキッチンがあります。

ミニキッチンは オーナーの趣味で集めた アンティークの雑貨や
小物で 飾られています。
なんだかおちつくインテリアです。

すっかり落ち着く 主人です。

リビングと主人


大変よいお天気の中 坂を上がって渇いた喉に美味しい
ウエルカムドリンクは ハーブとライムをソーダで割った
大変口当たりの良いすっきりした飲み物でした。

ウエルカムドリンク


おいしい〜
海を見ながら ベランダで頂きました。

海に映えてきれいです


リビングの隣が ベッドルームです。

ベッドルームパジャマベッドルーム


べッドルーム2


ダイニング リビング ベッドルーム と ベランダはつながっていて
どのお部屋からも素晴らしい景色が望めます。
ベッドルームからも 海が見えるように計算されています。

ベッドルーム前のベランダ


やはりお天気が良いと 景色も倍増しますね。
この景色 一人占めはもったいないようです。

このお宿は先ほども言いましたが 1日1組のお宿なのです。

リビング


このお宿は オーナーのこんな気持ちから生まれたとのことです。
興味のある方は 下の説明をクリックして読んでみて下さい。

小屋場只只 説明12


さぁ これからの時間は 只只 のんびりするための時間です。
お風呂に入ってもいいし 散歩してもいいし 海を眺めてもいいし
只只 自然にそこにいるだけでいいのです。

外から1外から2


私はぐるっと お散歩。

下から 全貌


全景です。
いちばん右が ダイニング 真ん中が リビング
一番左、 椅子のあるところが ベッドルームになっています。
その横に 海が見える ガラス張りのお風呂があり
建物の奥には 緑の中に お茶室と露天風呂があります。

ベッドルーム側のベランダリビング側のベランダ


リビングで寛ぐ私。

夕日が沈む時刻は 関東地方より30分くらい遅い
6時半ごろとのことです。

さぁ お風呂に入りに裏山に行きましょう。

では 夕陽を見ながらのお風呂は 次回に。。。

夕方


小屋場只只 2 はこちらです。
小屋場只只 3 はこちらです。


2009年08月23日

母娘、3世代旅行  〜  熱海大観荘

2005年9月から 2007年11月までは 「 紀子の部屋 」
2007年11月から2009年7月までは 「 紀子の部屋2 」
を ご覧下さい。

熱海 ホテルミクラス


しばらく放りっぱなしの私の 「 トホホ…ブログ 」 ですが 
毎日多くの方が覗いてくださっているようで
本当にありがとうございます。

やはり目の具合があまりよくないので 少しずつの更新になって
しまいますが なんとか続けていくつもりですので 
どうぞよろしくお願い致します。

さて夏休みの 近場温泉旅行です。 タイトルは
「 我が家の女子4人で行く 老舗温泉でエステもしちゃう? 」。
行き先は 熱海です。

上の写真 今、 熱海で一番の話題になっている
( もう ちょっと古いかしら? )
「 ホテル ミクラス 」 のエントランスの頭上にある
水の流れる看板? です。

ミクラスカフェカフェ 入口


ここに泊まったんじゃないのよ。
ランチに来ました。
ホテルの1階部分、 海のまん前に位置する
「 ミクラスカフェ 」 です。

カフェ入口 ショップ海辺のまん前 店内



真っ白な店内


このホテルミクラス、 ここは以前は 大月ホテルという
大型ホテル?旅館? だったところなんです。
( 今でもこの裏には 大月ホテル和風館があります )

海のまん前の 本当に一等地なのですが 熱海はこの何十年かで
すっかり寂れてしまい 廃業する旅館が多くなり
なんとなく廃れていた印象でしたが このところ再生している
旅館が少しずつ出来ているようで このホテルミクラスは
リニューアルで大成功している一例のようです。

以前次女は 大月ホテル時代に ここに泊まった事があったので
今回の 素晴らしい変貌ぶりに とても驚いていました。

1階のラウンジがあっただろう部分は 素敵なカフェになっていました。
吹き抜けで真っ白な内装、たぶん熱海ではこのようなスタイリッシュな
カフェは 初めてでしょう。

海辺のカフェは テーブルが7つ、 ランチもこんなにあります。

メニューオムライス


冷つけ麺シーフードカレー


途中でホテルの方が 
「 メニューなどの参考にするためお話を聞かせてください 」 
ということで 私達のテーブルにきて色々とお話しましたが
その際 ホテル改装のお話なども 伺うことができました。
リニューアルは 建物の枠組みだけを残して 中は全て改装した 
( というより建て直した ) ということでした。

全く違う建物になったという印象です。

取材が多く入っているようで 
( よくテレビの旅番組で紹介されていますよね )  
今日も テレビの撮影が入っているとのことでした。

昨年の フジテレビのVシェランという番組でも、
このカフェが 熱海のランチランキング 1位に輝いたそうです。

ホテルの方が言うには 東京から近いので 女性同士、温泉を楽しむ
日帰りプラン で来る方も多いそうで お部屋と ランチ 入浴付きのこのプラン
いいですね。

ホテルミクラス、フロント夏の熱海!


さぁ ランチの後は 今日の宿泊のお宿に向かいます。
メンバーは 私と娘二人、 それに母 86歳 元気です!
電車で行くので まず近いところ、 それに何より駅から近いところ 
( 箱根の翡翠のタクシー騒動 2500円があるからね )
ということで 熱海になりました。

お盆過ぎではありますが まだまだ夏休み中なので 
小さなお宿は 満室だろうと思い 比較的大きなお宿を探しました。

ということで 今回は 「 熱海大観荘 」 に宿泊です。

熱海 大観荘


フロントから外を望む


熱海駅からは無料の送迎がありますが 私達は ミクラスカフェ
からでしたので タクシーで向かいました。

そのタクシーの運転手さんは 以前 伊豆急行駅の駅長さんを
していた方で 偶然にも 私達が以前よく泊まっていた 「 望水 」
を良くご存知で お話が盛り上がりました。
途中 観光も少ししてくれて ( 観光タクシーもしているそうで ) 
熱海の歴史のお話を伺ったり 間欠泉を見せてもらったりして
大観荘に向かいました。

( 駅から直に行けば タクシーで5分くらいです )

大観荘は 山の上の そのまた上の すごい坂を登っていきます。
だから 見晴らしは すごくいいのです。

広大な敷地の中に 建て増し、建て増しを重ねて 
何棟も宿泊棟が建っています。
その間を 渡り廊下や階段でつなぎ とても入り組んだ
造りになっています。

つまり高齢者には ちょっと不便な構造になっているので
その旨、言って頂ければ 足回りの良いお部屋をお取します、
ということだったので その辺を よくお願いしておきました。

大観荘 見事なお庭


ということで私達のお部屋は フロントからすぐの 
このお宿を代表する 「 大観の間 」  でした!

大観の間


入ったとたん みんなで わぁ〜 すごい〜 広い〜
素敵な部屋だね〜 と興奮。

横山大観が好んで宿泊したという 大観の間は
入ってすぐに副室が その奥に本間が12,5畳 
そしてそれらその周りには ぐるっと畳敷きの広縁が、
そして お庭に面して応接間があるという とても広いお部屋です。

お宿の案内には 9人まで泊まれると書いてあり
大観荘を 代表する素晴らしい歴史のあるお部屋です。

200号室 大観の間玄関を入ると副室左に本間


12,5畳の本間本間の横に応接間


素晴らしいお部屋。

お宿になってから60年 その前は 別荘だったというこの建物は 
もう70年近く経っているのでしょう。
このお部屋も当時のままだそうで まるで 吉田茂邸に来たようでした。
( って行ったことないけれど… )

由緒あるお部屋


床の間横山大観の写真


昭和23年 谷崎潤一郎先生と共に 滞在する横山大観先生の
写真も飾ってありました。
こんな歴史あるお部屋に泊まることが出来て本当にラッキーでした。

応接間


応接間も とってもクラシックです。
お庭にも直接出られ 母も大喜びでした。

応接間1応接間2


お庭から 大観の間を見ます。

娘達は この部屋を見て 今はない 主人の実家の広島の家のようだと
言っていましたが 間取りやお部屋のつくりなど 本当にそっくりで
その当時の様式が偲ばれ とても懐かしい思いがしました。

お庭から見た大観の間


お庭お庭から見た応接間


敷地が広いので お庭も 鯉のたくさんいる池があったり 
川が流れていたり 渡り廊下には よしずが吊ってあったりと
日本建築の 素晴らしさが堪能できます。

渡り廊下熱海城も見えます


さて 私達がこのような特別室に泊まれたわけは…

高大なお庭


このプランのお陰なんです。
それは アロマフェイシャル60分つきレディースプラン です。

このプラン 『 1室大人4名様〜6名様のご宿泊は、
次の間付の豪華な【特別室】にて お過ごし頂けます。 』

ということで 今回4人で申し込んだので 目出度く
このお宿に5室ある 特別室のうち もっとも広い 
大観の間に運よく宿泊できたということなのです。

そのほかにも 色々と特典があり 
まずは フェイシャルエステ60分つきという嬉しいプラン。
( + 3千円で ボディに変更してもらいました )

メインのお料理を ミニステーキ 伊勢えび 鮑から選べる、
デイナー時ワンドリンク サービス、
貸切風呂 サービス、 などなど 特典満載なのです。

なんと お値段 全て入って 一人28000円。
大観の間に泊まれたことを考えると とてもお得ですね。

外廊下お休み処


このプラン、 お宿のホームページからの他 
楽天や じゃらんなど 色々な旅行サイト経由でも申し込めたので
今回は じゃらんから申し込みました。

( じゃらんは 宿泊代金の5%がポイントでバックされるので 
楽天は1%です )

お庭1お庭2


到着してお部屋で 冷茶とくずのお菓子をいただきました。
その他に ウエルカムドリンクのチケットも頂いたので
新しく出来た食事処の和室で お抹茶とお干菓子もいただきました。

それから すぐにエステです。 忙しい、忙しい!
エステティシャンが2人なので 私達も2人づつお願いしました。

最初に私と次女が 施術しましたが
私の方はベテランさん、 娘の担当は大人しそうなきれいな方。

う〜ん、 やっぱり!
私、言われっぱなしでした。

私の身体を見るなり 冷え性でしょ?
血液が滞っているわね〜
などなど。

老廃物が とっても溜まっている身体だって言われたの。

コリコリしているところは 私、筋だと思ったら 
老廃物だって言うの。
ここもそう、あそこもそう、って何ヶ所も 滞っている所だらけなの。

ふ〜ん、そうなんだ〜

私の身体 老廃物だらけのようでした。

足ツボも押してもらったら痛いのなんのって!
そこは 心臓、って言われました。
昨年娘といった台湾で 足ツボのおばさんに
心臓も 腸も 脳も悪いって言われたこと 思い出したわ。

後で 娘に 
「 お母さん! 老廃物って 何度も言われてたね〜 」
と言われてしまいました。

エステって言うより 指圧?マッサージ?系だったわ。
娘の方の人は 撫でてるだけって感じの 柔系だったようです。
担当の人 反対にすれば よかったわね。

私は 病気のことも少し言ったのよ。
だって言わなきゃおかしいでしょ?  おなかに傷もあるしね。
相手は 血液が滞ってるって わかってたんだから、
ある意味 その人すごいよね さすがプロだね。

ずっとコリをほぐしてくれたので 少しは楽になったようです。
お疲れ様 ありがとうございました。
「 さぞ 私のコリをほぐすのに お疲れになったでしょう。 」
と 担当のその方にお礼を言ったら
「 いえ、 もう何十年もやっておりますから 」
と さすがプロらしいお答えを していました。
おそれいりました!

最後に温かい 何とか茶を頂いて 施術は終了しました。

ちょっと なんだか 精神的に緊張したエステでした。 

足湯からの眺め


エステ階には  温泉床 というのがあって 1050円 娘は利用していました。
私は 小指を怪我していたので それは体験できずに
展望足湯 を楽しみました。 ( もちろん片足だけね )
 
足湯個室足湯です


↓の写真は 南別館の 一番新しいお部屋から見る 
オーシャンビューの景色です。
( お部屋のドアが開いていたから こっそり見ました )

南館、別館入口別館のお部屋はオーシャンビュー


とにかく館内は広いので途中で迷子になりそうでした。

4人エステが終わると もう夕食です。  
では 夕食は次回で。。。

2009年08月11日

ランチ と 病気

アジサイ 長谷寺


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あっという間に 八月も中旬にはいり ご旅行中の方も多いのでは、
と思うこのごろです。
ブログの更新も 滞っていまして 皆様にはご心配をおかけしていますが
日々の生活は 通常におくっていますので 安心してくださいね。 

さて 最近お出かけしたランチについて まとめて報告です。

渋谷 12 









3


最初は 渋谷の 「 セルリアンタワー東急ホテル 」 の2階の
タワーサイドテラスにあるイタリアンレストラン 「 オリ 」 です。

パスタランチ 1260円 オリランチ2800円を頂きました。

こちらは ホテル棟内のレストランではなく タワーに入っている
レストランなので お値段もお安く 入りやすいお店です。
でも利用しているお客様は ビジネスマンや外人も多く
結構 高級感もあり 対応も丁寧だったので 
とても居心地の良いランチを頂けました。
( 女性同士のグループのお客様は 少ないようでしたので
長い時間 ゆっくりするという雰囲気ではなかったような… )
渋谷で さっくり でも落ち着いてランチをとりたい、
という時にはいいかもしれません。


品川 TYハーバー


次は 「 TYハーバーブリュワリー 」 です。
↑の写真は ホームページからお借りしました。

TYハーバー


場所は 品川港南口より 徒歩20分くらいかかりますが
友人がこの辺の地理に とっても詳しい方だったので 
品川駅からずっと いくつかのビルを通り抜けて行ったおかげで
暑い中 前半は涼しく歩いて行けました。
途中からは地上に出て 気持ちの良い公園や運河を見ながら 
歩いて行きましたが 一番近い行き方は りんかい線かモノレールの 
天王洲アイル駅から 徒歩5分くらいのようです。

23


運河を見下ろすテラス席と店内席とも かなり席数もある広いお店で
お昼時は 近隣のビジネスマンでいっぱいで (こちらも外人率高い)
12時にはすべて満席になっていました。

私たちは 開店の11時半には入りましたので 運よくお外の席を
ゲットでき 気持ちの良い初夏のランチになりました。

ランチメニューは ステーキランチが1700円
日替わりランチは 950円〜1600円まで5種類くらいありました。

どれもボリュームがありそうだったので 私たちは 違うランチを
オーダーし みんなで シェアーしていただきましたが 大正解!

同じお料理だとあきてしまうので これだといろいろ楽しめて
ちょうどよい 素敵なパーティーのようになりました。

このお店では ブリュワリーという名前から 地ビールを作って
いますので 皆で ビールを1杯だけ頂きました。

気持ちの良い 素敵な 初夏のランチでした。


次は 代官山 「 リストランテ・カノビアーノ 」 です。

カノビアーノ代官山店内


↑の2枚の写真も ホームページからお借りしました。

カノビアーノ 代官山 1


以前は京都にもあった カノビアーノですが 京都店は
閉鎖したようで やはり景気の影響もあるのでしょうね。

でもこちら代官山は ランチのテーブルは すべて埋まっていました。
かなり高級感が漂っている雰囲気の店内でした。

23前菜


私たちが頂いたのは 簡単な パスタのランチ (2625円)でしたが
デザートが5種類からの選択になっていて お店の方のおすすめで
5人 みんな違うデザートにしてみました。

テーブルが華やかになり ちょっと セレブ気分を味わえました。

デザート 選択1パスタデザート選択 2



さて アジサイの写真は だいぶ季節はずれですが 
鎌倉で見つけた スタイリッシュな和食のお店の紹介です。

長谷寺


昆布のお店 宗達鎌倉本店に 併設されている
「 和カフェ 宗達 」 です。

宗達 1


鎌倉駅西口から徒歩10分、 途中の閑静な住宅地を抜けると
忽然と 美術館のような建物が現れます。

その建物が 昆布屋さん 「 宗達 」 で 奥にカフェがあり 
ランチも3種類あります。

宗達 店内


平日にも関わらず 30分くらい待ちました。
鎌倉散策の途中に利用される方が多いようで 人気のお店です。

本来は昆布屋さんなので もちろん昆布を売っているのですが 
これ結構 お高いんです!
小袋に入っている つぶ昆布やこな昆布も それなりの金額がしました。

家庭用に買うには 勇気のいるお値段でした。
( 日本橋の高島屋にも店舗があるようです )

メニュー123


店内には 中庭があり 私が行ったこの季節は菖蒲の花が大胆に
咲いていましたが 季節ごとに 桜や 金魚 石庭など 
いろいろ変化するようです。

菖蒲をガラス越しに眺めながらの 優雅なランチは
私にも手の出る 1500円、 鮪の漬け丼セットです。

ご飯に昆布が混ざっていて 鮪にも 昆布がかかっています。
だからお醤油はつけないで頂きます。
見た目よりも量があり ウマウマな鮪丼です。

鮪漬け丼1500円


デザートは選択ですが このソフトクリーム、結構大きくて
ボリュームたっぷりです。 
このソフトクリームにも 昆布が混ざっているそうですが 
そんな奇妙な感じは全くせず おいしく頂きました。

ソフトも付きます店内から外を見る


鎌倉といえば 以前ご紹介した穴子丼も美味しいのですが 
( 左可井の穴子丼は こちら と こちらです )
こちらの鮪漬け丼も 鎌倉散策の途中のランチの候補に お勧めします。


この後行ったのは 「 もやい工藝 」 です。

もやい工芸


ずっと以前に こちらのお店に行ったことがあるのですが
場所も名前も覚えておらず ガイドブックなどにも出ていないので
何とかして 探し当てて もう一度行きたいと思っていたお店でした。

たまたま 鎌倉通の友人にこの話をしたところ 
以前から何度かお買い物をした事があるとのことで 
「 もやい工藝 」 というお店だということが分かりました。

行ってみるまで 私が探しているお店かどうか 不安でしたが
まさに 行きたかったそのお店でした。

なつかしい〜〜〜
今からもう15年くらい前に行ったお店が 
まだ ちゃんとあるなんて 感激しました。

少し行きにくい場所のお店ですが 鎌倉らしいセンスの良い小物が
所狭しと並んでいる 素敵なお店でした。

店内小皿




さて 最近の私です。
以前目がもやもやするとお話しましたが
加齢による 「 黄斑変性 」 という病気でした。
目の中心の視野がぼけてきて ゆがんで見えるのです。

で、まぁ これは仕方がないので なれるしかないとのことでした。

そしてその時に 目に炎症があるということだったので
別の病院で 造影剤を使って 詳しく検査をしたのですが
やはり 両目に炎症があるとのこと、 先ほどの黄斑… とは違う
症状だということで 頭の MRIを勧められました。
( 炎症がなかなか治らないと思ったら リンパ腫だったということが
良くあるらしいので )

↓写真は 8月1日の 神奈川新聞花火大会です。
( すごい人出でした )

8月1日 横浜花火


それで やはり今、通っている病院で MRIを受けた方がよいだろうと
いうことになり いつもの例の主治医の先生に 電話で検査をお願い
したところ ただ 私が言ってるだけじゃ根拠が分からないと言われ
( 結構 いつも診察のたびに 私は あそこが痛い、とか 
ここがへんだ、とか いろいろ不調を訴えているので… )
信憑性がないって、ことね。

で、 眼科の先生にお願いして 検査のお願いを一筆書いてもらい
それをいつもの主治医の先生に送り ようやく先生も納得してくれて
頭のMRI検査の予約を入れてもらえる事になりました。

花火1


それから少し経ち 以前から おなかの腸のあたりが 夜寝ると
グルグルするのが気になっていて それもいつも先生に訴えるのですが
あまり気にしてくれないので さすがに心配になり 近所の
胃腸科に行って 相談しました。

そしたら それは 腸のそばに何かできていて それが腸を圧迫して
グルグルするんだって言うの。

だから今の病気と関係があるから それもいつもの病院で
検査した方がいいって言われました。

あ〜 やっぱり、関係あったんだわ〜

でも、 でも。。。
もう言えないのよ。
2、3日前に 目の検査を入れて貰ったばかりで 次に腸の検査だ
なんて さすがの私も 主治医の先生には言えないし…
いつも先生は この病院を 健康診断のように使ってくれるなって
私に言うのよ〜

1か月に一度診てあげているんだから 途中でそういう事
( 電話とかで 検査の依頼をすること ) しないで、
とも言われているのよ〜

う〜ん。

2


夜 主人にそのこと ( 腸のこと ) を言ったら 
「 先生にはもう言えないよね〜 目の次は腸だなんて、
そんなこと言い出したら きっと先生も怒るよ 」
と 言いだす始末。

もちろん 私だって 言いたくて言ってるんじゃないのよ。

3


そうだよね〜 まぁ 9月には CT検査の予約が入っているので 
それまで待つしかありませんね。
いつもは 病院に行くのが億劫なのですが 今回は 腸のことがあるので
早く 次回の診察の日が来ないかな〜と 待ち望む私でした。

そして その夜…

4


台所を片付け さぁ寝ましょう、と思ったところ なんと 
食器棚の角に 足の小指を ひっかけてしまったのです。

痛〜〜〜い!
こ、こ、小指を ぶつけた〜〜〜
と大騒ぎをするも そばにいた娘は 「 よく あるよね〜 」
みたいな 感じで 涼しい顔。

お〜痛い、 でも まぁ 明日になれば 治るよね〜
と期待をして就寝しました。

翌朝、 骨折したほどには 腫れてはいないけれど ちょっぴり違和感
があったので念のため 昨日行った病院に。

看護婦さんは驚いて どうしたの? と。
外傷はあるの? と聞かれ、 外傷はないのよ、ただ痛むだけ、
と答えると それなら ここ( 外科、胃腸科 )では診れないわ、
整形外科に行ってね、と言われてしまい
「 え〜 そうなんですか? そんな〜〜〜(殺生な) 」
とうなだれていると 昨日見たばかりだからと 特別に診てくれることに
なりました。

そしてレントゲンを撮ると 骨にひびが入っていると、のこと。
それで 小指に添え木をあてがわれてしまいました。

それも 小指だけではなく 指の先から踵までなのよ。
20センチ以上の添え板なの。
なんと、 大袈裟な。。。
包帯で 足はぐるぐる巻きになりました。

私が 「 日常生活はいいんですよね 」 と言ったら 
先生は 「 う〜〜ん、 ( 思案中 ) 」 と。
「 お使い、とかもいいんですよね〜 」 とも言ったら
「 う〜〜ん ( 無言 ) 」 と。

それで看護婦さんが 私の足をぐるぐる巻きをしている時に 
私は小声で 看護婦さんに 
「 少しなら歩いてもいいんですよね〜 」 とか 
「 痛くなければ お出かけとかもしてもかまいませんよね〜 」 とか
ごちゃごちゃ言ってたら 先生が くるっと私の方を向いて
( 先生と 包帯を巻く場所は 少し離れていたにもかかわらず )
「 紀子さん!!! 基本的には 安静だからね! 」
と大きな声で 叱られてしまいました。

うわ〜 先生、聞いてたんだわ〜
怖いわ〜 あんなに大きな声で言わなくてもいいのにね〜
聞こえてるっちゅ〜うの。
はずかしかったわ〜

それに看護婦さんたちも 私の周りで
「 骨も弱くなっているのよね〜 きっと 」 とか
「 強い治療をしたからね〜 」 とか 
妙に かわいそう、オーラをだしているのよ。
私、すっかり可哀想な人に なっていました。
とほほ…

ということで ぐるぐる巻きになって家に帰った私でした。

ディズニーシー


たまたま ついてないことに この日 ディズニーシーに
主人と行く予定になっていたんです。

でも 私がぐるぐる巻きになって帰ってきたのを見て 
主人はすご〜く 怒っていました。

「 ったくぅ 気をつけて行動しないからこんな事になるんだ! 」
と言われてしまいましたが
私は 気丈に
「 車で行くんだから 私はディズニーに行けるよ! 」
と 主人に言ってやりました。

2


そうなんです、車で行くんだから 私も行けるんです。
それに ディズニーリゾートには あれがあるのです。

私ゲストアシスタンスカード1










2


↑ そう!車いすです。
1日300円で 車椅子を借りれば園内は 歩かずに回れます。

それにありがたいことに こんなカードまで 作ってくれました。

「 ゲストアシスタンスカード 」

これは 車椅子の方や 体に不自由のある方でも 楽しめるように
待ち時間のあるアトラクションに乗る時には その待ち時間まで
( 皆さんとおなじ列に並ばなくて ) 他の場所で過ごしていて
いいというものなのです。

いや〜 こんなサービスがあったのね。
本当にありがたいわ。

主人は こんな私が こんなサービスを受けるのが 申し訳ないと
思ったらしくて 出会うスタッフ毎に
「 いや〜 本当に 申し訳ないですね〜
昨日 指をぶつけましてね〜 」 と 何度も私の状況を説明し
スタッフに 頭を下げてお礼を言っていました。

ディズニーシー


この日は なぜかとても園内は空いていましたので
私はこのサービスを受けることなく ( 並ぶことなく )
園内を 楽しめましたが 混んでいる時には
車椅子で 皆さんの迷惑になりながら 列に並ぶという事は
避けられるので 本当にありがたいシステムだと思いました。

このサービスは 車椅子のほか 体の不自由な方 妊婦さん
お年寄りなどが受けることが出来ますので こういうサービスを
利用して 皆と一緒に楽しめる事が分かり 
ディズニーリゾートには とっても感謝しました。

足をけがしても このような体験ができて とても有意義な
ディズニーシーでした。

おしろい花1クレオーメ


とまぁ 私はこんな調子ですが なんとかこんな状況の中でも
それなりに楽しんでいますので ご安心ください。

8月下旬には 広島で法事がありますので それには 必ず
行ってくるつもりです。
( 瀬戸内の素敵な絶景なお宿を予約してあるんです、 てへっ! )

2


今日は 明け方に大きな地震がありましたが 皆様はご無事でしたか?
伊豆方面に行かれている方は さぞビックリなさった事でしょう。

これからお盆休みにに入りますが どうぞ 皆様、
素敵なバカンスを お過ごしください。