2010年09月

2010年09月30日

2010、 残暑の北京旅行 2   観光 〜 アマンサマーパレス見学

北京旅行記2日目です。

( 残暑の北京旅行 1 はこちらです )

い和園 昆明湖


今日は 天安門広場、 故宮博物院 万里の長城観光を
追加で ( 1人8千円 ) で旅行社にお願いしました。
ガイドさんと運転手さんは 昨日と同じ方です。

朝の2階スペース



ホテル2階の朝食レストラン前の ソファースペースです。
リージェントホテルは 空間がとても広くとってあり
随所にこのような休憩スペースがあります。

フルーツ点心


朝食会場を見渡すと 欧米人が多いのに気がつきます。
朝食は様々なコーナーに分かれていて 洋 和 中など
なんでもありました。
この日は フルーツと麺をいただきました。

朝食私の朝食


さぁ 観光です。

この日も私たち3人だけの観光なので 私達のペースで行動出来
とても気が楽です。
途中の車の中で いろいろ ガイドさんに要望を出しました。

天安門広場


ツアーについている無料の市内観光では おみやげ物屋さんによるのが
定番で この観光を放棄したり離脱したりすると 追加でお金を
取られたり また 離脱禁止が条件のツアーなどもあります。

でも私たちは8千円 ( 何度も言いますが ) を追加で
支払ってこの観光を入れて貰っているので 強気に交渉できる
気がしたので いろいろ 頼んでみました。

広場左を見る広場右を見る


その前に 天安門広場です。
皇帝の居城だった紫禁城の正門前の広場です。
広い広い、 やっぱり中国は広いんだ〜というのが感想です。
私の想像では 
天安門広場前の道路には 自転車がいっぱい走っていて。。。
という光景を思い浮かべていましたが その道路には
自転車なんて1台もいませんでした。

かわりにものすごくたくさんの車が 一斉に走っていました。

中国の道路事情は ガイドさんも誇っていましたが 
赤信号が限りなく少ないのです。 ( 都心にはありますが ) 
ほとんどの道は 一直線なのです。
だから信号待ちもないので車にとってはいいのですが
反対に 曲がることが出来ないので すぐ近くの目的地にも
ぐるぐる回って行くので 結構時間がかかります。

その上 観光地の前では車は停めることが出来ないので
かなり手前や先に車を停めるます。
そこから観光客は 歩いて見学するようになるので 
必然的に 歩きが多くなります。

ガイドさんは 中国では 「 車優先 」 と言っていました。

さぁ 入りましょうここをくぐって


さぁ では天安門をくぐって故宮博物院 ( 紫禁城 )
に入りましょう。

おぉ〜 ラストエンペラー?


一つ門をくぐるたびに 大きな建物と広いお庭があります。
私たちは これって ラストエンペラー? といって
ガイドさんに聞くと 
「 そうです ラストエンペラーに出て来た場所です 」
と言っています。

また くぐってここ? ラストエンペラ−?


でもまた門をくぐると 同じような建物と庭が。。。
ガイドさんは 「 ここもラストエンペラーです 」 と言っています。

ここかしら?


何度も何度も同じような門をくぐり 同じ様な建物が。。。

また くぐってここ? だよね〜


最後にたどりついたのが 私たちが想像していた
あのラストエンペラーの広場でした。

ラストエンペラーです!


わぁ〜 ひろいね〜
やっぱりここだよね。
( 写真では どれも同じような建物に見えますが 
全部、違う建物なのです )

太和殿広いですね。


ガイドさんは それぞれの建物で 説明したあと
「 では 写真撮影と自由見学をしてください 」 といって
横の方で待機しています。

私達は 3人なので サクッと写真を取って ものの2、3分で
ガイドさんの所にもどって もういいですよ〜 と先を急ぎます。

だから割と早く見学を終えることが出来ました。

他の団体のツアーの方たちは 1つの建物を見学した後
みんなが集まるのを待って 先に進むので かなり時間が
かかっているようで 後半の見学では 建物前の階段に 
疲れたように座っている人が たくさん見受けられました。

故宮博物院書の展示即売


予定の時間よりの早目に見学できたので ガイドさんは 好意で
( という感じで言っていました ) 時計博物館にも
寄ってくれました。

そして 書の展示即売会場にも入りました。
私たちは別に寄りたくはなかったのですが ガイドさんから
「 少し休憩しましょう 」 と言われ お茶をふるまわれながらの 
書や絵の 説明会場に入ったのです。

そこには日本人のツアー客がたくさんいて 係の人から日本語で
作品の説明を受けた後 
「 今日は 有名な先生が来ているので あなたたちは運がいい 」
と言われ 故宮博物院での作品を買えることは 二度とない事です、
とみんなに向かって 説明していました。

「 誠 」 「 福 」 「 和 」 「 愛 」 などなど
どれも 素人の私が見ても 運が巡ってきそうな作品ばかりな
並んでいました。
私は買うつもりもなく入っていましたので 値段など目に
とめませんでしたが いろいろと先生や係員と相談して 
買っている人たちも 多くいたようでした。

床の間に飾ったら さぞ 立派なものでしょうし
故宮博物院で買ったとなれば 家宝になるかもしれませんね。
後から考えたら 私も記念に何か一字を 先生に書いて貰えば
よかったかしら? と思いました。

でも ここでは 毎日このようなお商売をしているのでしょう。。。


私たちは 一番早くその会場を出ていました。

出口です。


さぁ 歩きに歩いてようやく 出口です。
来て良かったね〜と 3人。
それほど 良く見ていなかったのにね〜
でも ここに来た、ってことが 大事なわけで、
なんとか 歩きとおせたという安堵感と充実感でいっぱいの
出口でした。

出口を出て後ろを振り返ると そこが故宮博物院の入口
( 裏の入口 )でした。

でも順序としては 天安門から入った方が感激があるようですね。

門をくぐると そこが入口でした


さて 次は 万里の長城なのですが 時間が早いのと 通り道
なので ちょっと おみやげ物屋さんに寄るって ガイドさんは
言うんです。

ガイドさんは 最初から この日は
真珠 シルク 翡翠 のお店に行く ( というか 連れて行って
あげる ) と私たちに言っていたのです。

それで私が 
「 私たちのこのツアーは 無料じゃないんだから 私たちは
おみやげ物屋さんには寄らなくていいのよ 」
と言ったのですが ( それが 前述の 要望の一つ )
ガイドさんは 私に向かって さみしげな目で
「 あなたはとてもさみしい人間ですね、
高いお金を使って 飛行機に乗り 高い値段のホテルに泊まり
中国の遺産を見る、 それだけで帰るんですか?
その他にも 中国には 伝統的な工芸品がたくさんあるのですよ。 
それを見ないで帰るなんて なんてあなたはさみしい人なんでしょう 」 
って言うんです。
それもね、 かなり 上から目線で私を 憐れむんです。。。

そう言われちゃね〜
他の2人も そうね〜的な感じで、 あまり言わない方がいいよ、
的な感じになってしまいました。
こんなことで これ以上 日中間がぎくしゃくしてもね〜

ってことでまんまと おみやげ物屋さんに入る私たちでした。

でも意外と楽しいおみやげ物屋さんになりました。

おみやげ物店のきれいなお姉さん


というのも このお店のスタッフに とってもきれいな
( きれいにしている ) お姉さん?がいたのです。 
なかなかテキパキとしたお姉さんで いろいろと他の店員さんに
指示を出したり レシーバーで連絡をとったりしていて 
他の店員さんたちとはお洋服も違うので 偉いんだろうな〜 と 
私は見ていました。

それで ちょっとお話したんです。
「 とってもきれいですね、お姉さん! 」 と。
それがきっかけで いろいろとお話が弾みました。
何より彼女の日本語は完璧です。

この人は20年以上ここにお勤めされていて ( だから40代? )
今は だいぶ偉い地位の方のようでした。
ねぇねぇ とってもきれいにしているけど お洋服どこで買うの?
と聞いたら 「 日本で買うのよ、 これプラダなのよ。 」 と。 
美容院も日本人の人にして貰っていて 1回4万円 払っているのよ、 
と言ってました。

わ〜 すごいね〜
良く日本に行くの? と聞いたら 
年に2、3回は行くのよ。
中国はブランド品が高いから いつも日本でブランド品を買うの。
だいたい 1回に150万円くらい使うわよ! と。 
ふんふん、すごいわね〜、 お姉さん。

ここってすごくお給料がいいの? って聞いたら
「 う〜ん 月給は70万円くらいよ。 」
だそうです。
「 すごい そんなに貰ってるのね、うらやましいわ〜 」

そしたらそのお姉さん
「 ここの定員さん 日本語がしゃべれれば 50万は
貰っているのよ 」 だって。

「 でもね これもみんな 日本人のお客さんが 
こうしてこのお店に寄ってくれて 買い物してくれるからなのよ、
日本人のお蔭なのよ 」 なんて嬉しいことも言ってくれました。

ふ〜ん 日本語がしゃべれると 50万円ももらえるのね、
私も 働きたいくらいです。

通勤はどうしてるの?って聞いたら 
「 車と運転手さんは会社が出してくれているのよ 」 って
これまた景気の言い事!

ご主人様も会社を経営しているから 2人で働いていて
お金を使いきれないのよ、と言っていましたので
2人合計して年収が ○千万円くらいね、 と言ったら
「 う〜ん そんなところなか〜 」 と言っていました。

わぁ〜 じゃ 富裕層ね〜 と言ったら
「 全然、 富裕層じゃないわよ〜 う〜ん、中のちょっと上かな〜 」 
と言っていました。

だから日本に行って買い物するのよ、 と。
ちょうど この日の前日 日本への中国人のツアー客が
日本で使うお金は1人10万円余りだと ニュースで発表していた
のを このお姉さんも知っていて
「 あれは ツアーの人だからよ 私達みたいに個人で行く人は
だいたい150万円は使っているわよ 」 と言っていました。

すごい、中国パワー!!!
こんな話をお姉さんとしていて
楽しい おみやげ物店訪問になりました。

名刺をくれて 今度来たら連絡してね、って言ってくれました。
私、 何にも買わないでごめんなさいね、お姉さん。
そして楽しい時間を過ごせたわ ありがとね、お姉さん。
お土産もの屋さんを拒否して ごめんなさいね、ガイドさん。



さてバスに乗り込んで向かうは 万里の長城です。

万里の長城登り口のおみやげ物屋さん


万里の長城に行く間に また私はガイドさんに要求をだして
いました。
今度の要求とは 万里の長城に登るのに ロープウエイを使いたい
ということです。
私たちは もう歳だから 今の故宮見学でとても疲れたので
もう歩くのは無理かもしれないから どうかロープウエイに
乗せて欲しい、と。
もちろん ロープウエイ代は自分で払うからってお願いしました。 

そしたらガイドさんは 
「 まぁ 何を言っているの? 
中国ではお年寄りもみんな自力で登っているんですよ、
あなたたちはまだまだ若いので ロープウエイなんて
私は勧めませんん、 自分で登ってこそ 価値があるのよ 」と。

そこで私は こう見えても 私たちはもうすぐ60歳になるのよ、
( あと2年あるけどね、 それにナンタケットさんは 私達より
10歳以上若いのに 同じにしちゃってごめんなさいね。 )
と脅かしてみましたが ガイドさんは 歳には驚いてくれたものの
「 ほんとう? とっても若く見えるわ!
でもね、60歳ならまだまだ登れるわよ。
ロープウエイなんて だめよ! 」
と この要求も あっさり却下されてしまいました。

そしてそのやり取りを 運転手さんに話したようで
万里の登り口についた時に ガイドさんは 私たちに
「 運転手さんに あなたたちの歳をいったら
とっても驚いていたわ、 すごく若く見えるって 」 と言って
私たちを ちょっと喜ばせてくれました。

あそこまで登ろう!もう一息だね!


しょうがない! 歩くしかありませんね。
登り口でガイドさんは 
「 行って帰って40分くらいで行けるから気をつけてね〜 」
という感じで私たちを見送ってくれました。
さぁ 私の 「 万里の長城登山 」 のスタートです。

スタート地点から見える 一番上の所までが目標です。

大勢の人が登っているので この状況を踏まえてナンタケットさんと
バンクーバーさんは 大勢の人の中でも目立つようにと
黄緑とオレンジの洋服を選んで着ていました。

私はそんなこと考えもしなかったので 汚れてもいいようにと
「 戦場カメラマンスタイル 」 で挑んでいます。

登ります登りました八達嶺と私


それぞれ自分のペースで登りましょう、ということで
一番お若いナンタケットさんンは ずんずん進んで行きます。

私は はぁはぁ よろよろ。。。
登った事がある方は分かると思いますが 上り坂のうえに
道が斜めに傾いているので 歩きながら 酔いそうなんです。
船酔いに似た状況で くらくら。
後ろから付いてくる バンクーバーさんに 私は
「 私の事は気にしないで 自分のペースで先に登って頂戴ね 」
と言いましたら バンクーバーさんは
「 ごめんね、これが私のペースなのよ! 」 と言っていました。

2人でよろよろしながら登って行きました。

北四楼からみた万里の長城


ぜいぜい、 ぜいぜい、 ようやく 何とか登りました。
最初スタート地点から見た一番上の所まで。
登ってみたら なんとそこが一番上ではなく まだまだ ずっと
先が続いていました。

そうですよね〜
この道ずっと続いているんですよね〜

まぁ ここまで登ったのだからよしとしましょう。

行き帰りで1時間かかってしまい ガイドさんとナンタケット
さんは 私たちが途中で倒れているんではないかしら?と 
とても心配して 途中まで 探しに来てくれました。
お世話おかけました。

あとでガイドさんに地図を見ながら聞いたところ 私達は
北1楼から登って 北4楼まで登ったそうです。

暑くて暑くて大変でしたが なんとか登りとおすことが出来 
本当に良かったです。
ガイドさんが言うとおり 歩くのも難しそうなお年寄りが
手をひかれ 登っていたのを見ると 私も自力で登ることが出来て
本当に良い思い出が出来ました。

ガイドさん、ありがとう!

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2010年09月20日

2010、 残暑の北京旅行 1   〜  私のその後

2010、8 北京 天安門広場


ご無沙汰しております。
前回のブログから ずいぶんと間があいたので 皆さまには
とてもご心配をおかけしてしまいました。
何とか元気にやっております。

ようやく涼しくなったので そろそろ パソコンに向かう気になり
少しずつですが 北京旅行記を始めたいと思います。

合間に 私の状況もお話ししますね。

今回は羽田から足元は広々


今回の北京旅行は 羽田から出発です。
今の国際便ロビーはとっても狭いので 朝は大混雑。

旅慣れたお友達2人との旅行ですので 私はお付きのようなもので
結構 楽ちん旅行です。
チェックインカウンターでも お友達1がいつものように 
手慣れた会話と 暖かい中にも毅然とした態度で 3人分の
非常口席をゲットしてくれました。
お友達1のバンクーバーさんは 会話上手で その上
いつもとっても腰が低い 気配り上手さんです。。。

機内食1アジアン弁当


機内食はお弁当です。
アジアン創作お弁当と 和食のお弁当の2種類で
いろいろなおかずが1口ずつ入っています。
ご飯は 炊き込みご飯 or まぜご飯、 量は少なめでしたが 
女性向きの食べやすい 美味しいお弁当でした。

空港はすごく広〜いです。


さて 今回の旅行は 3人とも行ったことのない 北京に絞り込み 
ツアーを捜しました。

毎日、観光が朝から夜までびっしりと入っているツアーは
本当にお安く 39800円とかで 新聞に出ているのです
まずそれを検討しましたところ、

以前、次女が 大学生の時に グループ7人くらいで
観光、全食事つきの北京ツアーに参加した事が
あるのですが 次女いわく その経験から 
「 それはすごく疲れるよ〜 」 とのこと。
自由時間は全くなくて 毎日毎日 朝早くから夜遅くまで
バスで移動しっぱなしで 一緒のツアーの中年の人たちは
すごく疲れてぐったりしていたよ〜 と。
だからお母さんたちはそれは無理だと思うよ〜、と言われていました。

その旅の状況を聞いたら 観光地から観光地へのバスでの移動の時など 
30分くらいです、なんて添乗員さんが言うとブーイングで 
渋滞中だとか1時間以上かかります、なんて言うと 車内から 
拍手が起きるほど ( 皆さん疲れていて )少しでもバスで寝たい、
というほどだったそうです。

ちなみに このようなツアーは 通常 中高年が多いようですので
この時には 女子大生が7人もいたので 同じツアーの方たちや
中国の添乗員の方たちは 大喜びで 
「 モー娘、モー娘 」 といって娘達を可愛がってくれたそうです。
もう8年以上の前のことです。。。。 とほほ

それ以外にも中国のホテルは 5つ星と言っても古いホテルだと
水周りが整っていなかったり お部屋が狭かったりと
3人だと何かと不便だから 新しいホテルにした方がいいよ、と
お友達のご主人さまから助言を頂いていました。

以上のような事を踏まえて フリーのツアー 
( 飛行機とホテルだけの ) を旅行社のパンフレットで
探したところ 代金がとても高くなり また夏休み中ということも
あり 5つ星ホテルだと 10万円は軽く超えてしまうのです。

それで ネットで探してみました。

1、 まず自由な日があること
2、 ホテルが新しく5つ星であること。
3、 そして金額が手ごろなこと。

その3つに絞って探しました。

でもなかなかその3つを満足させるツアーって ないものです。

ガイドさんは32歳海宝君もいました


ですが とうとう ウエブ限定で見事見つけました。

「 ウエブ限定 羽田発 JAL午前便で行く! 北京4日間 」
ホテルは2006年にできた 「 ザ・リージェント北京 」
勿論5つ星 地下鉄駅隣、 歩いて 王府井に行ける距離です。
おまけに 帰りの便も午後発です。
1,2,3とも 合格です。

代金は 85800円 ( サーチャージ込み )
空港税 羽田 2040円 北京1170円
追加で 1日観光 8000円を付けました。

計 97010円です。

( 今は同じツアーはありませんが こんな感じのツアーです。)

初めて旅行社のNOEに電話した時には スタッフに
「 このツアー、出したばかりなんですが 良く見つけましたね〜
すごくお得でいいツアーですよ! 」 
って言われたほどです。

午前便なので 到着からオリンピック公園観光と
北京ダックの夕食がついていました。

2日目 3日目 4日目の12時半までは まったくフリー。
ですので2日目に 1日観光をつけました。 ( 8千円追加 )


さぁ 北京に到着です。
空港はとってもきれいで すごく広いです。
おまけに 誰も知らなかったけれど 入国審査の後
電車のようなものに乗って ターミナルを移動しました。
ようやく ガイドさんと無事あえて 半日観光スタートです。

3人だけの専用車での観光なので 私達のペースで行動出来ます。

ガイドさん自慢の7星ホテル鳥の巣スタジアム


まずは2008年の北京オリンピックの 鳥の巣スタジアムです。
このオリンピック公園、 すごく広いのです。
おまけに 日差しを遮る建物がないので すごく暑いのです。

暑い、暑い、 そのうえ広い広い。
中国はどこでも 地図で観ると 歩けそうなのですが 
あまりに面積が広いので 思ったよりも歩きます。
この日は相当暑かったので ちょっと見るだけでいいわ、
さぁ もう見たから 車に行きましょう、的な私たちです。

上の写真の ビルの上に龍がついている建物 ガイドさんは
7つ星ホテルだと言ってものすごく自慢をしていましたが 
果たして本当に7つ星ホテルなのかしら?
私たちはずっと ガイドさんの話を うがって聞いていました。
だって本当に7つ星ならば もっと話題になっている筈ですよね。

7つ星ホテルといったらドバイの バージュアルアラブみたいに
有名なはずですよね。

それで 誇りに思って話しているガイドさんに 再度
そのホテルの名前を教えて下さいと言ったら 
ガイドさん ただ 「 7つ星ホテル 」 って言うんです。 
なんだかね〜〜〜
遠くにそびえたっているそのホテルの壁面ををよ〜く見たら 
やっぱり 「 セブンスターホテル 」 って書いてありました。
名前だけの 「 7つ星 」 なのかもしれませんね。

スタジアム広場


後ろ側も広場


ガイドさんが ここで 自由に見学してください、て言うけれど
この暑すぎる広すぎる広場で 見学ってどうよ〜 もう見たし。。。
という私たち、 さぁさぁ、行きましょう。

ガイドさん もういいの? 的な感じで呆れていました。

この後も全てこんな感じで さらっと見倒しました。

暑いのでお茶を買ったら 甘いお茶でした。
中国のお茶は甘いので注意と 台湾で学んだはずなのに
みんな そのこと忘れていました。

フートン輪タク


オリンピック公園から移動して 次は 胡同観光です。
三輪車に乗って回ります。 
 
おうち見学のガイドさん四合院住宅


お友達2の ( ナンタケットバスケットの先生 ) は
今回の旅行のスケジュール計画を立ててくれています。

この時も ガイドさんに 胡同の民家の見学をしたい、 と
交渉してくれて めでたく交渉成立。
現地で 別のガイドさんに案内して貰うことが出来ました。

これが そのお家です。

居間奥さんの寝室


このお家は 裕福なお家のようで その時は ご主人が
いらっしゃいましたが 普通に入って見学できました。

奥様の写真がありましたが とってもきれいな方でした。

軒下の鳥


この籠の鳥、 ずっと何かしゃべっていました。

その後 お決まりの茶芸体験。
やっぱり 観光の合間に 入っているんですね〜

綺麗なお姉さんはもう一生懸命 いろいろと説明してくれて
試飲させてくれます。
ごめんなさいね、お姉さん。
ナンタケットさんが お湯を入れると色が変わるお茶碗を 
1つ買って あとの2人は お茶を御馳走になっただけで 
出てきました。

お茶屋さん


まだ夕食の時間には早かったけれど 観光が 素早く終わってしまったので
北京ダックで有名な 「 全聚徳 」 で 夕飯です。
日本にもある有名店です。

全聚徳


テーブルに並べられたお料理をみて 3人では量的に絶対食べられない
と思ったのでガイドさんにも同席して貰い 何とか頂きました。

小菜鴨と料理人さん


北京ダックは シェフが目の前で きれいにさばいてくれます。
私は北京ダックが大好きなので 何枚も何枚もいただきました。

小菜は う〜ん取り立てて美味しいものではありませんでしたが
まぁ 無料で付いてくる夕飯なので そうだとしたら 内装も
とっても豪華で雰囲気もいいこのお店は それなりに楽しめました。

このお店はツアーでは皆さん訪れるようで 私たちの他にも
HISや 阪急交通社の団体客が ぞろぞろと入ってきました。

その方たちは みんな2階に上がって行きましたので
2階席は 団体だったのかもしれません。

私は北京ダックをいただきながら きょろきょろ店内を見渡して
お友達に ねぇねぇHISのガイドさんが素敵だったよ、なんて
教えたりしていました。

北京ダック


そろそろ 陽も沈み始め 最後の観光です。
前門商店街での自由時間です。

この前門は かつて紫禁城に出入りする役人や料理人が 
買い物したという門前町です。
オリンピックを機に リニューアルし 今では国内外のブランド店が
軒を並べ オールド北京を再現した歩行者天国になっています。

スタバや ユニクロもありました。
ザラ H&M ナイキもあり ライトアップされた街は
観光スポットとして 今 一番注目されている所です。

たくさんの観光客で 大賑わい
私たちも ぶらぶら。。。

前門


さて ではこのへんで私のことを。

以前お話しましたように 首のところにリンパの腫れが認められ
北京旅行から帰ってきてすぐに 全身のCTを受けました。

その結果は イタリアに行く ( はずだった )2日前、
( 結局キャンセルしたのですが ) 診察室に行くと先生から
イタリアはどうしたの? って聞かれました。
あら? イタリアって言ってたのね、私。
自分では ただの長期の旅行って言ったと思っていたんだけれど
それに先生、良く覚えているのね。

で 「 やめました 」 と しんみり言っときました。 

それでCTの結果は 腫瘍はまだ首だけにとどまっていて
全身には認められないということでしたのでちょっと安心しました。

先生は 移植するの? って聞くから
「 はい! 私の姉妹も OKと言ってくれているので 
やる気満々で いつでもOKです 」 と答えたところ 先生は
「 そりゃあげるほうは OKだろうけど もらうほうはね〜〜 」
なんて言いだすんです。
今まで ずっと そろそろやり時だね、なんて言って勧めていたのに
ここにきて 急におじけづいたのかしら?

まぁ やっぱり移植って言うのは大変なことらしくて
先生も ちょっと迷っているようでした。
( 内科の先生って、 決断力がないのかしら。 )

以前お世話になった 移植の先生ともよく話し合ってね、と
いわれ 数日後 移植の先生の診察を受けました。

通り


この移植の先生は 2005年に私が 自分の骨髄を移植した
100日以上にわたり入院した時に お世話になった先生です。

それからは 移植の同窓会で1度お会いしたきりで 5年くらいは
お話していませんでした。

先生は 私が元気なのを見て とても喜んでくれました。
そして 今こんなに元気なのに 移植によって人生が変わってしまう
ということを考えると まだ 移植をするのは早いかも という
考えを お話してくれました。。

なぜなら 体中ボロボロになっても 移植すれば 病気は治るって
言うんです。
何度も再発して 抗がん剤治療で かなり大変な思いをした
患者さんでも 今では結構 移植で 直るというんです。

でも病気は治っても その後の拒否反応で苦しむ人も多いので
それが大変らしいのです。

そして まだ抗がん剤で治るうちは それでしのいだ方が
いいんじゃないかと言ってくれました。

それに何より 私には いつでも 骨髄を提供してくれるであろう
姉妹がいますので 焦る必要はないだろうと。

血縁で骨髄を提供してくれる人がいない場合は 骨髄バンクから
提供を受けるのですが それだと早くて3カ月 遅いと1年は
待たなくては移植出来ないので 時期的に 早目に 予定を
立てなくてはならないけれど 私の場合は いつでもできる状況に
あるから、 ということでした。

でもそれは 私の姉妹が元気だという前提の上の話なので
万一 時期を逸するということが 一番怖いといっていました。

スタバもユニクロも


それで結局 まだ元気な私の生活を奪うことのないよう
移植はもう少し 様子を見ながら、 ということになり 
これからは いつもの科と 移植の科を 併診して行くことに
なりました。
やっぱり移植をするという事は大変なことなのですね。

前門


次回は CTで診きれない部分もあるので MRI検査を
入れられました。
いつもこのような繰り返しです。
でも首に出来ているには違いないので 今後どうするのか
治療は その結果次第になるでしょう。

リージェントホテル北京


と今のところこんな感じの状況です。
ちょこちょこ病院が入っているので なかなかすっきりとは
しませんが こうして今も普通に生活出来ていることは
ありがたいことです。



さて 市内観光とお食事も終わりホテルに向かいます。

リージェントホテルは 今では フォーシーズンズホテルの
傘下に入ってて名前が代わっている所が多いのですが 
北京 台湾などは 「 リージェント 」 の名前のままです。

さすがに リージェント、 とってもゴージャスで 
素晴らしいホテルでした。

ガイドさんが チェックインの手続きをしてくれて その後
お部屋まで 来てくれました。
( 女性のガイドさんだったからでしょうか? )

お水を多めにおいて貰ったり タオルやバスローブがきちんと人数分
あるかどうか アメニティは足りているかどうか スタッフに
いろいろと 指示してくれました。
これはとっても助かりました。

リージェントホテル北京


ロビーは とっても広くてガラス張りで 高級感たっぷりです。
中国テイストも溢れていて 何より新しいので とても機能的で
使いやすいホテルでした。
お部屋も広々としてベッド3つでも 余裕な広さで
バスルームも開放的で 明るい素敵なお部屋でした。

ロビーチェックインしてくれるガイドさん


明日は お願いしていた1日観光なので今日は早目に寝てね、と
ガイドさんに言われました。
スルーガイドなので 明日も ガイドさん運転手さんとも
同じ人です。

両替は チェックインの時にホテルでしました。
レートは どこでしても同じだそうです。
基本的に ホテルでの両替も 提携している銀行のレートだ
そうなので 安心して両替できました。
( 手数料40元 ≒ 500円とられました )

ガイドさんも個人的に両替してくれるとのことでしたが
レートを聞いたら 1万円が 7千元 とのこと。
ホテルでのこの日のレートは 1万円が7748元
でしたので レートがいいホテルで両替をしました。

( この日のホテルでのレートは 1元 = 12,9円でした )
日本での両替は こちらを参考にしてください。
( 日本で両替すると1元得るために14,92円 必要です )
やはり現地で両替する方がレートがいいですね。
( ちなみにガイドさんは 1元 = 14,3円でした )

夜のロビー


↑ 夜のロビーはこんなに豪華です。


↓ おまけに朝のロビーです。

朝のロビー


前面がガラス張りで 天井も吹き抜けで高くて素晴らしいホテルでした。

では次回は 天安門広場  故宮博物院  万里の長城です。
登ったのかって? はい 登りました!!!

そして 念願の アマンサマーパレスにも行っちゃいました!!!