2013年03月04日

2013年03月04日

2013,2 JAL SKY SUITE 777 で行くロンドン・パリ 2

凱旋門


コメントでもお話しましたが 「 ロンドン・パリ 」 8日間の旅から
無事帰ってきました。
準備編はこちらです。

私たちの行っている間は ロンドン パリともに天候に恵まれ 
気温は低いものの 青空が広がり素晴らしい景色と歴史遺産を
楽しんできました。

とても心配していた私の体調も全く問題なく 1日2万歩、 歩いた日も
あったくらい元気に過ごすことが出来ました。

でも やはり遠いところということで なかなか睡眠が元に戻らす
帰って来てからの方が苦労しました。

最近 「 JALスカイスイート 」 で検索して 私のブログにきて下さる方も 
多くいらっしゃいますので まずは 新しい機内になったB777の様子を
お伝えします。
( 今回は 全編スカイスイートの説明なので 興味のない方は
どうぞスルーしてください )

JAL SKY SUITE 777


私の利用したツアー 「 個人旅行 ロンドン・パリ 」 の電子パンフレットは
こちらです
4月からは新しい白い表紙のパンフレットで こちらから見ることが出来ます。

大混雑の成田空港第二ターミナル


2月中旬という事で 空港は空いていると思いきや かなりの大混雑、
びっくりしました。
そして今 テレビドラマでやっている 「 あぽやん 」 の
↓ JALパックカウンターも賑わっていました。 ↓ 4階のJALさくらラウンジ

あぽやんの舞台JALパック4Fのさくらラウンジ


JALパックカウンター周辺には テレビドラマ 「 あぽやん 」 色は
全くなく、 ちょっと がっかり! 
大きなポスターでも張ってあるのかと 勝手に期待しておりました。

( 「 あぽやん 」 とは 成田空港のJALパックカウンターを舞台に
繰り広げられるドラマで 只今放送中です  )


さくらラウンジの朝食12


さくらラウンジも大混雑で お食事は 新しく出来た4階のラウンジを
利用するようにと言われ 一度ラウンジを出て エスカレーターで
4階にあがり そちらでいただきました。
4階のラウンジは静かでいいのですが 窓が全くないので 
やはり 閉そく感があり 私たちは長居はせず お食事をして 
元のラウンジに戻り 下の階で ゆっくりさせていただきました。

マッサージの予約もしてありましたので 出発前に10分間の 
私的には 力強いマッサージ ( 主人と娘はちょうどよいと言っていた )
を受けることができ 体も軽く 出発することが出来ました。

さぁ JAL SKY SUITE777 に 搭乗です。

JAL SKY SUITE777


JALスカイスートビジネスクラス


↑ 機内にあったSS777のパンフレットから ビジネスクラスの席です。

席は 窓側から 2 3 2 と並んでいます。
そして 隣どおしの席は 少しずつ ずれて並んでいます。
窓側の人は ピンクの線に沿って お隣の席の前を通って通路に出るように
なっていますが お隣の席は 箱のようになっていますので 
お隣の人を気にせずに 通ることが出来ます。

↓ JALのHPからお借りしました。

スカイスイート777ビジネスクラス


全席通路側アクセス、 それが今回のビジネスクラスの席の特徴です。

窓側の席2窓側席の前方を見る


席には 最初から 枕 毛布 ヘッドフォン スリッパが置いてありました。 
その他の 歯ブラシなど小物は後から配布されます。
紺色のカーディガンも 希望の方には 後から配っていました。
自分の手荷物は テレビの下に置けるようになっています。

窓側の席1窓際席から通路に出る


↑ 通路側の私の席から窓側を見たところです。
2つの席の間には 開閉自由な うす曇りの間仕切り窓が付いています。
( この間仕切りの開閉自由な窓は結構大きいです、
そして 離発着の時には 開けておくことになっています )
私たちは家族ということで この窓はいつもあけていましたので 
通路側の席からも外が見えて明るかったですが 知らない人どうしだと 
この窓を閉めるようになるので やはり 暗い、景色が全く見えない 
という感じになります。 
が その半面 プライバシーはバッチリ守れます。

何をすまして 見ているのか?私


通路側の私の席と お隣の席はこんな感じです。
間仕切りの両側で話すことはできますが 当然席がずれているので
私が身を乗り出し 窓側の主人が少し後ろを向くという感じになります。

私の席、通路側


↑ 私の席 ( 通路側の席 ) からみる 反対側の様子。
右側にみえる白いパンツが 通路を挟んだ娘の席です。
このように 通路を挟む席どおしは 通路側がいつも空いているので
普通に 顔を見ておしゃべりすることができます。 

席からの眺め


立ち上がって前方を見る


↑ 私の席から立ち上がって前方を見たところ。
この写真のように 他の席に座っている乗客の様子は全く見えません。
立ち上がってこんな様子なので 座っていたり 寝ていたりしたら
周りの様子は全然わからないようになっています。

詳しく書いてある SS777の説明書です。
クリックすると大きくなります。

座席コントロールのパンフレット


説明書1説明書2


ベッドにする時には 頭上の棚から エアウィーヴというマットレスを
自分で出して 自分で敷きます。
( あれ? エミレーツでは CAさんがすべてやってくれたのに。。。 )
基本JALは ご自分で、という感じでした。

ベッドパットを敷いたところ12


私は背が低いので 自分で上の棚からこれを出し入れするのは 
けっこう大変なので CAさんにお願いして マットをとってもらいました。

先日 テレビでやっていた LCCのドラマ 「 チープフライト 」 では
CAさんは 棚の荷物の出し入れをやってはいけないことになっていて
他の乗客に手助けを求めていました。
その点 JAL は言えばやってくれます ← 高いお金を払っているからね 

着陸時も 機内アナウンスで ご使用になったマットはご自分で
畳んで 上の棚に収納してください、 と言っていました。
皆さん 言われた通り きちんと上の棚に収納していました。

この時も私は主人にあげて貰いましたが 背の高い人でないと
なかなか不便なことだと思いました。

感想? 
スポーツ選手が絶賛、ということでしたので期待していましたが 
私は 寝てみて さすが! という感じはしませんでした。
でも よく眠れたので このマットレスのおかげだったのかもしれません。
( が もともとフルフラットのベッドだったので 熟睡はそれの方の効果が
高かったと思いました )

主人にも感想を聞きましたら 主人はこのマットレスを使っていないと。
自分で出すのには いちど通路に出なくてはいけないので 
それが面倒だったから使用しなかったと言っていました。
案のじょう 収納も自分でするということでしたので 
使わなくて良かったよ、 とのことでした。
面倒臭がり屋さんには 不評かもしれませんね。

さぁテーブルを出して


テーブルは仕切り窓の下に収納されています。
良〜く見ると 角のところのシートが剥がれていますね。 ( 意地悪な私 )
この飛行機 まだこの時点では二日に一度の運航で 
( 2月22日からは 毎日運航しています ← 2013年 2月 )
そんなに使い込まれていないはずですが 皆さん手荒に扱うのでしょうか?
そんな細かいところが ちょっと 気になりました。
あっ テーブルは前後に動きます、 便利でしたよ。

ウエルカムシャンパン


さぁ 安定飛行に入り ウエルカムドリンクです。

この時点で ビジネスクラスの乗客に対して CAの担当者さんから 
ご挨拶の機内アナウンスがありました。
 
お食事の説明や その他いろいろ情報が伝えられました。
たぶん個別にお話をするのは かなり大変 ( 席が入り組んでいるので )
だからでしょうか? 
もちろん説明書を読めばわかることなのですが ざっくりとした説明があるのは
ありがたかったです。

私のウエルカムドリンクはオレンジジュース


次にお食事のドリンクです。

私は イギリスにちなんで 「 ボンベイサファイヤ 」 というジンを
ソーダでうす〜く割っていただきました。
( このジンは イギリスの人が作ったもので 色がとてもきれいです。
そして その当時 植民地だったインドにちなんだ名前をつけた、 と
どこかで読んだことがありました。 )

イギリスにちなんでボンベイサファイアで


↑ きれいな色のボンベイサファイヤ

奥に写っている2種のアペリティフですが 
左側のフォアグラ、ビーツのムースが 少し甘くてデザートのようで
中途半端な味でした。
「 いかがでしたか? 」 とCAさんに聞かれたので そう言うと 
CAさんは 「 今まで 酸っぱいというご意見があったので 
今日から少し甘めにした、 と 調理の方から連絡があったのですよ、 
やはり甘すぎましたか。。。 」  と言っていました。
結構 意見を取り入れて 味を微妙に変えているのですね。

↓ お食事のメニュー

メニュー朝食


↓ お昼の11時45分出発だったので
まずは昼食がでます、 和食と 洋食がメイン2種からの選択です。

和食 9種類の前菜


洋食のオードブル洋食のブイヤベース


洋食のメイン2和食のご飯


和 洋 どちらも非常にきれいな作りで 新しいJALの意気込みが
溢れている内容だと思いました。
( ただ洋食のサラダは すごく美味しかったのですが
量がとっても多くて 続くお食事を考えると 食べきれず
とても もったいないことをしました。 )

そして 到着前に 朝食が出ます。
12時間半の飛行なので 最初に出る昼食と 最後に出る朝食の間は 
お好きな時に お好きなものを。。。 ということで メニュー表にあるものを 
何度でも頂けます。

↓ 以下 3人が食したもの。

チーズ盛り合わせ明石焼き



カレーライスラーメン



ディーン&デルカフルーツ


と こんなラインナップです。
もうお腹いっぱいなのですが せっかくだから 写真だけでも撮らなくては、
という気持ちで のぞみました。

結果、 ラーメン カレーライスは 大変美味しかったです。
( 私は食べていませんが 家人二人の意見です ← 基本この人たちは
何でも 美味しい美味しいといって食べる大食漢です 苦笑 )
明石焼きは まぁまぁ、 フルーツは乾いていました。 ( 私 )
チーズ盛り合わせもワインと合い大変美味しかったようです ( 娘 )

席の囲いが高いため 誰が何を食べているのか全くわかりません。
CAさんの行ききも 私のすぐ横を通った時だけ さっとわかる程度で
遠くからの気配すらわかりませんでした。
唯一 カレーライスだけは 匂いとスプーンのカチャカチャという音が
聞こえるので あぁ 誰かが食べているんだな〜と わかりました。

不思議な事に カレーライスの匂いにつられて 次々と皆さん
召し上がっているようでした、 人気なんですね。


ギャラリー


ビジネスクラスのトイレの先に ギャラリーがあります。
日本の四季の写真か飾ってあって それはそれはきれいです。
そこにカウンターがあって ワインやおつまみ 雑誌など置いてあり
自由に利用できるようになっています。

ただこのスペース、 トイレの先にあり わざわざ行ってみないと
その存在を知らないままになってしまうかもしれません。

でも私が行った時には すでにおつまみなどは 籠にほんの少ししか
残っていなかったので ビジネスに乗り慣れている方は
みなさんご きっと存知なのでしょうね。

 
アルゴを見る


テレビは画面が大きくて大変見やすいです。
私は目が悪いので それほど集中してみる根気もなく
今回は 行き帰りで半分ずつ 「 アルゴ 」 を見ました。
( アルゴはこの後アカデミー賞をとったので見ておいてよかったです )

周りはほぼ見えません


お食事の後は 機内は暗くなり 睡眠モードになります。
周りはこんな感じで 静かです。

ベッド1ベッド2


到着前に朝食が出ますが 事前に CAさんから
もし寝ていたら起こすかどうか、聞かれます。
だから寝ていても 食べそこねる、 ということはないと思います。

私は和朝食を 主人はお好きな時のメニューから
ハンバーグをお願いしていました。

和朝食


見ての通り ご飯が大盛りでびっくり、
小盛りで、 とお願いすればよかったです。
( 帰りの機内では 味噌ラーメンを小盛りでお願いできました )

ハンバーグ


お食事についてきた小さなお醤油、 頂いてきました。 ↓

お水役に立ったお醤油


ロンドンのローストビーフ、 パリのステーキ どちらも味付けが薄く
なんだかはっきりしない味だったのですが このお醤油があったおかげで 
たいそう美味しく頂けました。

ロシア上空


さて 窓からの景色は ロシア上空でくっきりと山々が眺められました。
行けども行けども ロシアでした。。。

そしてようやく コペンハーゲンまできて、 いよいよロンドン到着です。

コペンハーゲン付近 もうすぐ到着


1月中旬は ロンドンは大雪で その後も小雨模様だったようですが
私たちの滞在中は このような晴天に恵まれ たった2泊でしたが
新しいロンドンをめぐってきました。

ロンドン ビッグベン


↑ ロンドンビッグベン 最近は エリザベスタワーというようです。

今回の旅行は このJALの新しい機体に乗るために ロンドン行きを
加えたようなものですから 無事、 新しい機体に乗れて大満足でした。

主人と娘は このシートが大変気に入り 体がとっても楽だったと、
絶賛していました。
私は小柄なので シート全体を使わなくても十分寝ることが出来
あいたシートの足元に 手荷物を置いておく事が出来ました。
これが一番ありがたかったです。

 ( SS777は今春からニューヨーク線に導入と発表されています。 )