2014年02月01日

2014年02月01日

2013、11  伊豆、 赤沢迎賓館 2 ( お食事編 )

2013年11月に訪れた 「 赤沢迎賓館 」
1回目 お部屋編はこちら
2回目の今回は お食事編です。

 
↓ 夕暮れの日帰り温泉露天風呂です。

赤沢温泉 夕ぐれ


お食事処は ロビーの横奥にあります。
宿泊棟とは別の建物です。

このようにオープンキッチンになっていて 料理人の皆さんが
きびきび働いているところが 良く見えます。

オープンキッチン


ところが 匂いがしないようにという配慮でしょうか?
二方がガラス張りになっているので ガラスの外からお話ししても
声は聞こえないようになっていました。

お食事後に 料理人の皆さんにお礼を言ったのですが 
声が聞こえないので 私はずっとペコペコしながら 身振り手振りで 
感謝の気持ちを伝えました。

2階への階段


お食事室は1階と2階にあって 夕食と朝食では
違う階を使用するようになっていました。。

お食事棟 


↑ 2階から1階を見た所。

館内は たぶん使わないであろう空間 ( 良い意味です ) が多く
たいへんゆったりと作られています。

私たちは夕食を一階で、 朝食は2階でいただきました。

お食事棟2階


桟で仕切ってある 落ち着いた半個室です。

お食事処 廊下個室お食事どころ


↓ こちらは2階にある和室のお部屋です。

2階の和室


↓ 上の和室以外は このように足を延ばせるような作りです。

1階のお部屋1階のお部屋2


2階のお部屋は 椅子席でした。
人数によって大きさもいろいろあるようでした。

2階の個室


この日は 私たち以外には 数組しか宿泊していなかったようで
お食事棟では1組 館内でも1組しか会うことはありませんでした。

さぁ 夕食です。
私が出したリクエストは ( 1 は鯉の掛け軸でした )

2、 食べられないもの & 苦手なものは 
   私 グレープフルーツ、 フォアグラ
   主人 フォアグラ 納豆

3、 主人、娘とも お肉が好きなので 出来ればお肉のメニューを
   入れてほしい、 他のお料理を省いて頂いても結構です。
   ( これに関しては 以前行った 強羅花壇は善処してくれました
   と書いちゃいました。 )

の2点です。
さぁ どうだったでしょう。 

夕食


↑ 左の白い紙がメニューで 中に献立が書いてあります。

先ほどのお部屋係りの ( 安達 祐実ちゃん似の ) 可愛い方が 
そのままお食事も担当してくれます。

まずは 旬菜という小鉢です。

あれ? わたしのは柿です。
あとの2人は グレープフルーツが入っています。

旬菜 柿旬菜 グレープフルーツ


まぁ びっくり 最初から出ましたね、グレープフルーツが。
それぞれメニューを見てみたら もっとびっくり、 
各自のリクエスト通りのメニューになっています。

そのうえこのメニュー、 表に何か目印があった訳ではないのです。
二つ折りにしてあるので 見ただけでは どれが誰のメニューかは
全くわかりません。
でも お部屋係りさんは 一人ひとりに苦手な食材の確認もせずに 
私達が座った後に キチンとそれぞれの前にメニューを置いたのです。

↓ 私のメニュー ( 赤丸は 後で私が入れたものです )

  
私のメニュー


↓ 主人のメニュー

主人のメニュー


↓ 娘のメニュー

娘のメニュー


どれも表側は同じメニューなのに 中身はきちんとそれぞれのものに
なっているという素晴らしさ。
それが 各自の前にきちんと置かれているという正確さ。

すごいよね、 それって。

↓ 八寸

八寸


八寸


それに お部屋係りさんは とってもお若いので
最初はちょっと 頼りなさそうに見えて大丈夫かな? と
思いましたが そんな心配は まったくなしで、 
その後も こちらのリクエストどおりのお料理が 
何にも迷うことなく ごく自然に給仕されたのです。

椀


お造りは 河豚でした。
まぁ こんなところで河豚がいただけるとは思ってもいませんでした。

お造り


ポン酢でいただく美味しい河豚、 十分堪能しました。

ふぐ


そして焼き物です。
私の焼き物は 通常のメニューだと思います。
鰆の焼き物 その後が タラバガニ と続きます。

焼き物 鰆


強肴 たらば蟹


主人と娘のリクエストしたお肉メニューへの変更です。

でました〜〜〜 すだち牛のサーロイン 石焼きです。

すだち牛サーロイン


このお肉 結構厚くて それが2枚付いています。
間に肉厚のシイタケも。 パチパチパチ!

なんでもこのお肉 徳島県産すだち果汁を配合した餌で 
飼育した牛なのだそうです。
だから とっても柔らかくサッパリとしています。
このすだち牛 通常のメニューでも 口替わりなどで適量出ることも
あるようですが 今回は このように 量もたっぷりで
存在感がある石焼きにして出してくれました。

サーロイン口替わり もずく


そのかわり 焼き物の次の口替わりは もずくになっています。

このすだち牛のサーロイン石焼きは 責任者風の女将さん? 
片平なぎさ似の 大変きれいな方が持ってきてくれました。
きりっとした方です。

( このお肉に関して 私たちの反応を見たかったのと、 
 色々リクエストする私たちが いったいどんな家族なのか
 見てみたいという感じも あったのかもしれませんね。 )

この女性も 調理場の方も このお肉に関しては
たいへん自信を持っているようで 私たちが とっても美味しく
頂いて感謝しています、とお話ししたら とても喜んでくれました。
( この反応を見て 片平なぎさは去って行きました )

次の煮物は合鴨とフォアグラですが 私と主人は合鴨2枚でした。

煮もの フォアグラ合鴨


フォアグラも嫌いという訳ではないのですが 途中でこれを頂くと
おなかがいっぱいになってしまう、 というのがあるので 
なるべくなら パスしたい食材です。

最後は松茸ごはん、 ( これはちょっと香りが抜けていました )

松茸ごはんデザート


いや〜〜〜 おいしかった、 心地よい満腹感!
以前の口コミでは お食事が物足りない、とか これといった
印象に残るお料理がない、 という意見もあったようですが
今回は石焼きステーキということで 主人も娘も大満足な夕食でした。

お味ももちろんですが できる限り こちらのリクエストに
答えようとしてくれるお宿の姿勢に とても感激ました。

ありがとうございます、 そして 本当にごちそうさまでした。
オープンキッチンのお料理人の方に 何度も頭を下げました。。。

ちなみに 私が お魚をお肉に変更した最初のお宿は 
2007年暮れに訪れた箱根の 「 強羅花壇 」 です。
旅行記はこちら
その時の夕食の様子はこちらです
( 写真がすごく ずれています 読みにくいですが参考までに )

夜のベッドルーム


夕食後 お部屋に帰ると お夜食のおにぎりと マテ茶が
用意されていました。
私は もうおなかいっぱいなので お茶だけ頂きました。
( と言いながら この後 居酒屋に行ったんです 汗 )

お夜食マテ茶



さて 朝食です。
昨日の夕食は 一階のお部屋でしたが 
朝は2階のテーブル席のお部屋でいただきました。

2階の個室


まずは お茶と梅干し、 梅干しはとっても大きいです。

朝食梅干し


そしてなんといっても 大鉢に盛られている新鮮なお野菜。
これ 無造作に盛ってあるのではなくて ちゃんと3人用に
分かれて取りやすくなっていました。
目にもきれいなインパクトのあるサラダです。

サラダ


そしてお漬物も一盛りに。

お漬物


朝食のラインナップです。

朝食


圧巻の朝食


もう本当に 美味しく頂きました。
そうそう 私と娘には 納豆が出ました。 ( 主人には別のもの )

前回行った 「 竹泉荘 」 も 「 時の宿すみれ 」 も 
朝食は滋味あふれる素晴らしいものでしたが
こちらも負けず劣らず たいへん美味しかったです。
量もたっぷりでした。

フルーツとコーヒーの器も素敵でした。

フルーツとコーヒー


接客は付かず離れずで それもちょうどよいころ合いでした。

昔ながらの高級旅館というと お部屋係りさんや 女将さんが
なんとなく こっちを値踏みする (?) と言う感じのところもあり
ちょっと身構えてしまいますが このお宿はスタッフさんがお若いので
へんな緊張感もなく 自然に 過ごすことが出来ました。

その上で こちらに踏み込むことなく 旅館であってもスマートな
応対なので 現代的な接客と言う感じがしました。

また こちらの我儘なリクエストにも ノー、 と言わない応対を
して頂き これは日頃から宿の姿勢が そうさせているのだな〜 
と感心しました。

とにかく 建物や備品 お料理に チマチマしたところがなく
( 私は チマチマした、 対応とか設備とかが嫌いです、
 旅行は非日常を味わうところなので どうせなら太っ腹で、 
 と言う旅を望むのです  )
そして品良くお金がかかっているという 心ゆったりとくつろげる
赤沢迎賓館でした。

さすがに4万円超えのお宿は こうでなくちゃね。
( 私たちはそんなに払っていませんが 。。。 )


↓ 楊枝入れも 可愛いかったです。

楊枝いれ


さて次回は 1泊では遊び足りない 「 赤沢の里 」 のお話です。

↓ 日帰り温泉館の露天風呂、夕暮れです。

日帰り温泉



最後に。。。。

チマチマした滞在は嫌、 と言っていた私ですが
チマチマした手仕事は好きなんです。

以前もコットンパールと ( いま偽造で話題の ) 
〇ャンルー風ブレスレットを造ったと お話ししたことがあります。
その時のブログはこちら。

今回は ちょっと お数珠を直してみました。

主人の実家は 昔からある家だったので 引き出しを開けると
様々な数珠が入っていて 法事の時には そこから
好きな数珠を出して使っていました。

くたびれたお数珠


広島からいくつか持って来て こちらでも使っているのですが
さすが古いものなので 房の色があせてきたり 房がほどけてきたり
と 使うたびに気になっていました。

重い腰を上げて ネットで探してみたら 自分で作るお数珠キット
みたいのがあるんですね〜
早速 房と 少し足す玉 キットを購入して 作り直してみました。 

お数珠キット


製作中


どうでしょうか?

修理前修理後


長年気になっていたことが出来たので ホッとしました。。。

 
きれいになりました


では 次回もう一回、 赤沢迎賓館にお付き合いください。