2014,4 5  伊豆長岡 三養荘

2014年06月22日

2014 春の三養荘 3、 新館 「宿木」

2014年 春の三養荘  3回目の今回は 
4月に続いて5月に訪れた 新館 「 宿木 やどりぎ 」 のお話です。

三養荘5月「宿木」


2014 春の三養荘 1 「 高砂 お部屋 」 編は こちら、
2、 「 予約 お食事 館内 」 編は こちら です。

前回のブログでも書きましたように 大変このお宿が気に入ったので
主人のお誕生月の5月に また予約を入れました。

ほぼ満室だそうです


土曜日の宿泊ということで ほぼ満室、 車もたくさん停まっていました。

4月の時に いくつかお部屋を見せて頂きましたが
その時に見学した 「 初音 」 と同じランクの 
新館の 「 本間+次の間+三の間+化粧の間、掛け流し内湯付き 」 
というお部屋 「 宿木 」 を選びました。

様々なお部屋の詳細は 一休のページにも 出ています。

このお部屋を選んだ理由は 前回滞在の 「 高砂 」 と同じく
お庭に直接出られるお部屋を、 という事からです。

別邸入り口


以前も書きましたが このお宿は 本館 新館 そして新館の中に
別館 というものもあります。
今回泊まる別館の建物は 入り口が別になっていて 
( 正面右側に進むとあります )
他のお客様に会わずにチェックインができるようです。

こちらも立派なお玄関ですが 人影もなくひっそりとしています。。。。

別邸 玄関


静かに過ごしたい方には ぴったりの 上質な空間が広がる玄関に
私達は家族5人、 そして お部屋係りさん + 前回お世話になった
番頭さんお二人 と ぞろぞろ賑やかに入りました。

玄関内


長い廊下を くねくね曲がってたどり着いたのが
今回のお部屋 「 宿木 やどりぎ 」 です。

新館貴賓室「宿木」


お部屋は三間続きです


  お部屋は3間続きで
↓ 向こう側から10畳の本間 6畳の次の間 8畳の三の間です。

手前から


↓ 手前から 本間 次の間 三の間 向こう側が入り口側です。

本間から見る


写真で見るよりも もっと解放感があり 広々した感じです。
明るいお部屋で お庭も正面に広がり このお部屋に入った途端
一同 「 わぁ〜〜〜 広い! 素晴らしい! 」 と感激しました。

↓ お部屋は 前述の3部屋のほかに お化粧の間 ( 4.5畳 )
  というのも奥にあります。

化粧の間4,5畳


こちらは 運転につかれた主人が 少し仮眠をするのに利用しました。
( 3つのお部屋と離れているので お昼寝にはぴったりでした。 )

↓ 本間の床の間

本間の床の間


お部屋係りさん付きの旅館に泊まると
「 奥さま、 ご主人様のお席はどちらに用意しますか? 」
と聞かれることがあります。

むむ、 私の常識を判断しようっていうのかしら? と
身構えた時期もありましたが 最近は お部屋係りさんに
「 どちらがいいのですか? 」 と聞くようにしています。

もちろん 床の間を背にして というのが基本ですが
お庭が見える方とか 日差しの入り具合によってなど 色々あるので 
このお部屋を一番良く知っているお部屋係りさんの判断に従う方が 
きっと心地よい滞在が出来る と思うからです。

今回も 床の間を背にして 殿方2名 その向かいに女性3名
という位置でお茶をセッティングしてくれましたが
途中で お庭が良く見えるようにと 奥さまもこちら (床の間側 ) に
座って頂いたらいかがでしょう、 と提案があり 
夫婦と息子の3名が床の間側、 娘2人が向かいに座りました。  

↓ 今回のお菓子は 温泉まんじゅう?でした。
  ( 残念、 練り切りじゃなくて。。。 )
  
お着きのお茶


この日は 途中で かつらぎ山ロープウエイに乗ったりしていたので
到着が4時ごろになっていました。
娘2人のマッサージの予約を夕方から お願いしていたので
夕食の時間などから逆算すると すぐ行動に移さないと
いけません。
お着きのお菓子も早々に お庭の散策 〜 大浴場 〜 マッサージ
〜 夕食 と 結構忙しいスケジュールになりました。

お庭に面して廊下が


お部屋の前には お庭に面して 長い廊下があります。
本館はこの廊下部分も畳敷きでしたが 新館はじゅうたん敷きです。

長い廊下には 椅子のセットが2つ。
このお部屋は西向きなので 午後からは溢れるほど日差しが
入ってきます。 

↓ ガラス戸の左側に見えるのが 前回泊まった 「 高砂 」 です。

廊下の突き当たり


こんなに明るいお部屋、 冬でも ポカポカ でしょう。

廊下


トイレは二か所にあります。
洗面所、 お風呂近くに一か所。

トイレ1


もう1か所は 本間の裏側にあります。

トイレ2


トイレが二か所あるって 大人数で泊まるときには とてもありがたいです。

↓ そして お部屋付きのお風呂へは渡り廊下を進みます。

渡り廊下から


洗面所


↑ ↓ 広い洗面室が。

洗面室


お風呂は大変大きく ガラス窓を開けると半露天になります。

源泉かけ流し


かけ流しのお風呂は 浴槽の下からお湯がわき出ているようです。

二面が開きます


湯船も大きくて 4,5人は入れそうです。

これだけ大きいと 「 お風呂で女子会が出来ますよ 」 と
お部屋係りさんが言っていましたが 本当に 女子3人で 
ゆっくり入る事が出来ました。

4,5人は入れます



この 「 宿木 」 のお部屋も 前回泊まった 「 高砂 」 のお部屋と
同じく お部屋から 直接お庭に出ることが出来ます。

↓ お庭から見た 「 宿木 」

「宿木」お庭から


5月中旬のお庭には緑があふれ 生き生きとしていました。

お庭から


あふれるまでの緑のお庭です。
木々の間から 松風と小督のお部屋が見えます。

お庭


お庭に流れている小さな川には 夜になると蛍が出ます。
まだ 時期が早かったのですが 2匹の蛍を見ることが出来ました。

翠のお庭


翌日の朝のお庭ツアーも大盛況で 子供たちも参加したのですが
絶対 この話を聞いたほうがいいね 、と感激していました。

5月のお庭ツアー1


↓ 写真の真ん中にある木が 春には満開だったしだれ桜です。

5月のお庭ツアー2


池の周りには アヤメが群生して咲いていました。

お庭のあやめ


話は 到着日に戻って 夕暮れの 「 宿木 」 です。

夕暮れ


さぁ 夕食です。

2014,5月 献立


お部屋係りさんは 前回と同じ方にお願いしました。
お宿の歴史をよくご存じの方で いろいろと昔話を伺うのは 
とっても楽しかったです。

夕食


そのお部屋係りさんから 前回滞在時に 新館は 調度品 食器など 
島津貴子さまがお選びになったものを使っていると 聞いてたので 
今回の夕食がとても楽しみでした。

八寸


島津貴子さまと言えば 私がまだ学生の頃でしたが 
西武のピサにお勤めなさった事が 大きなニュースになりました。

私は そのニュースが とても印象に残っていました。
昭和天皇の第五皇女であり 今の天皇陛下の妹様でもある貴子さまが
お勤めになる 「 ピサ 」  とは 一体どんな会社なのか と
10代の私は 心躍らせて想像していたことを思い出しました。

八寸


ちょうど そのころに建てられたのが この三養荘の新館だったわけで
三養荘の母体は 西武でしたので そのつながりで ここの調度品を
貴子さまがお選びになった ということでしょう。

お造り


その後 「 ピサ 」 は高級美術品や宝飾品を扱うお店だと
知りましたが その頃は 今でいうブランド物も こういうお店で
輸入していたことを記憶しています。
( 確かエルメスも輸入していたと思います )

そんな会社にご勤務されていた 貴子さま好みの器で
お食事がいただけるとは 大変 良い思い出になりました。

お部屋係りさんが言うには これらの食器を扱うには
とても神経を使う とのことでした。
さすがに今は すべての食器が それだという事はないでしょうが
よい食器を どんどんお出しして お客様に使ってもらう事が
嬉しい、 と お部屋係りさんは 言っていました。

蒸しもの茄子とフォアグラ


そんな貴重なお話を聞いたから という訳ではないでしょうが
前回のお食事は あんまり、 と言っていた私ですが
今回のお食事は 意外と 良かったです。
ボリュームも程よくあり おいしく頂きました。


↓ 夜のお部屋です。

夜のお部屋


そして大浴場の露天風呂です。
前回は まだ春先で寒いこともあり 眺めがなく残念でしたが 
今回は木々の緑がとてもきれいに 湯船に映っていて
初夏らしい いい雰囲気になっていました。

緑に染まる大浴場の露天


朝食です。 これも前回と同じくシンプルです。

朝食


↓ このお茶碗の縁の小さなこども。

別邸のお茶碗


この部分を 「 とっかかり 」 と言うのだそうで
また一つお勉強させて貰いました。

私は以前もお話しましたが 食器を集めるのが趣味でした。
そして小さな子供 ( 人間 ) が ついている食器が好きで 
少しですが集めていました。 ↓

とっかかり の器


このように縁についている部分を 「 とっかかり 」 というとは 
ちっとも知らなかったのですが なんとなく気になっていた事の一つを 
こんな機会に 知る事が出来たなんて ちょっと嬉しくなりました。

老松 松風


さわやかな好天に恵まれ 再び訪れた三養荘の滞在、
前回にもまして すばらしい思い出が出来ました。
お宿の皆さま ありがとうございました。
お庭があるということは 季節を変えて訪れる楽しみが増える、
ということですね、 楽しかったです。


帰りに寄った クレマチスの丘 です。
 
クレマチスの丘


季節的に クレマチスとバラが満開の時期だったので
園内は どこもお花が満開で とても素晴らしかったです。
以前も訪れたことがありましたが 5月中旬のこの季節は格別きれいでした。

クレマチス


レストラン利用だけだったのですが それでも お花を楽しむことは
出来るので 多くの人でにぎわっていました。

アジサイ


有名な レストラン 「 プリマヴェーラ 」 の入り口です。

プリマベーラ


「 プリマヴェーラ 」 はバラに囲まれて 素敵でした。
いつか行ってみたいと思っているのですが ちょっと敷居が高そうで
二の足を踏んでいます。

プリマベーラ


敷地内には こんなつり橋もあり レストランの順番を待っている間も
色々お散歩が出来 楽しめました。

つり橋も


ランチは ピッツェリア 「 CIAO CIAO 」 に入りました。 

ランチ


サラダとパスタ、 ピザなど軽食ですが 
外で頂くランチはとっても美味しかったです。

ランチ、サラダ


前回 4月の三養荘の帰りには 「 ベーカリー & テーブル箱根 」 に
寄りました。

箱根 ベーカリーテーブル


芦ノ湖の真ん前というロケーションで 
カウンター越しに湖が見えるお席で お食事がいただけます。

3階


1階はベーカリー 2階はカフェ 3階がレストランになっています。
1階の外側には 足湯もありました。
( 中伊豆の 「 東府やリゾート&スパ 」 の経営だそうです )
大変気持ちの良いレストランですが 席数が少ないので
休日などは きっと 入店待ちの列が出来るのでしょうね。

料理


湖側から見た 「 ベーカリー & テーブル箱根 」 です。

シェフが見えます


今回も長々と綴ってきました 伊豆長岡温泉 「 三養荘 」 。

土曜日5人宿泊、 新館 ( 別館 ) 「 宿木 」 お部屋食
1人 28136円でした。



次回は6月に友人3人と 訪れた 「 香港 マカオ 」 旅行記を
始めます。

↓ 写真はディナーで伺った 「 アクア 」 です。 ( HPから )

2014,6月 香港


はたして こんな素晴らしい景色が望めたのでしょうか?
歩いて歩いての 「 小心地滑 」 
( 滑り安いので足元に注意してね、という香港の街中にあった注意書き )
な楽しい旅でした。

2014年06月08日

2014 春の三養荘 2 予約、お食事、館内編 

2014年4月に訪れた 伊豆長岡温泉の 「 三養荘 」
今回は 予約のあれこれと お食事、 館内、 お庭などです。

2014,4 三養荘 桜


春の三養荘 1、 離れ 「高砂 」 お部屋編 はこちらです。

池越しの「高砂」〈左側)


三養荘の予約は おやどのHPからです。
が、日にちを入れて検索すると なんと まぁ 予約できるプランが
100件以上出てくるのです。
ためしに7月中旬 平日を検索したら なんと277件と出て来ました。
これにはびっくり もう 比べるのも疲れるほど沢山プランがあるのです。

↓ 「 高砂 」 本間 12,5畳

到着時 本間


というのも この三養荘、 お部屋のタイプがそれぞれ違うからなのです。
まず 建物が 本館 新館 離れとあるし ( 新館には別邸もあり )
間取りも 2間から 3間 3間プラス化粧の間 貴賓室 和洋室 洋室
と何種類もあります。
また お風呂も お部屋付きと お風呂なし、
そしてお食事も お安い方から 
お食事処 / 伊豆コース、(10800円相当のお食事 ) 
お食事処 / 葛城コース ( 13400円相当 )
お部屋食 / 狩野川コース ( 16500円相当 ) と3つあるのです。

↓ お部屋の縁側からの眺め

お部屋からの眺め



その他 三津シーパラダイス入場券付など 特典付きもあるんです。
その上 それぞれのプランに対して プリンスメンバーの料金もあります。
だからプランはもう膨大で これから選ぶなんて 絶対 ムリムリ。 

プランを見るだけで なんかもう やーめたっ! ってなりそうです。

↓ お着きのお菓子は練り切りです、 甘いものはホッとしますね。
  
お付きのお菓子


最近は 和菓子の王道の練り切りを出すお宿は 
少なくなっているような気がします、 とっても美味しかったです。

でも 滞在してよく分かりました。
お部屋の造りや間取りが 一部屋ずつ違うのです。
特に本館は 全て 間取りなどが違うので お部屋のくくりも
いくつかにわけることが出来ないようなんです、 ( 納得! )

だから旅行会社に出しているのは 新館のみの予約に
限っていることが多いようです。
( 新館は いくつかのタイプに分けられるので )

また 本館で人気の 「 老松 」 や 「 松風 」 のお部屋は
基本的には インターネットでは予約できないようになっていて 
お電話で 相談のような感じでした。


↓ 夕方のお庭     さぁ 夕食です。。。。

夕方のお庭 「高砂」


夕食ですが。。。   意外と普通です。
先に言っておきますが ちょっと物足りない感じでした。

メニュー


私達はプリンスホテルで結婚式を挙げたので 結婚記念日には
毎年 ホテルから 記念日のドリンクチケットが送られてきます。
これは どこのプリンスホテルでも使用できるので 今回は
三養荘で使わせて頂きました。 
( シャンパンのハーフボトルを出して頂きました )

結婚記念日用のシャンパン


お庭の地図を見てもわかるように どのお部屋がインターネット上の
どのタイプになるのか 全く分かりません。

三養荘 敷地図 左半分三養荘 敷地図 右半分


( 興味のある方はクリックすると大きくなるので拡大してご覧ください )
 
今回は2人と言うこともあり 貴賓室の一クラス下のタイプ
「 本館離れ和室(デラックスタイプ) / 掛け流し温泉内湯付き/
本間+次の間 / 97平米以上 / JBC  」 という長々としたお部屋を
予約しました。
( 多分 このタイプのお部屋は1部屋しかないと思います。
というか どのお部屋タイプも1〜3室くらいなのかと。。。 )

↓ これが前回から紹介しているそのお部屋で 「 高砂 」 です。 
  広々しすぎて2人ではさみしいですね。

広すぎるお部屋で夕食


で お値段は。。。
プリンスメンバー 14日前予約 
お部屋係り付き 狩野川コース ( 16500円相当のお食事 )
2名1室 1人 29680円でした ( 税 ・ サ 全て込み )

↓ 八寸

八寸


この歴史のある部屋で このお値段、 凄〜く 良心的でしょう?
( プリンスメンバーでない場合でも これ+千円くらいです。 )

↓ この鶴の器、 料亭食器と言う感じで 最近のはやりのお宿とは
  違い、 やっぱり守っていますね〜〜 ( 何を? )

鶴の器に。。。


しかも お食事を お食事処にすれば 
( この場合 お部屋係りさんは付きません )
もっとお安く泊まれます。

お食事を 葛城コースにすると このお部屋で 1人28244円 
伊豆コースだと このお部屋で23967円になります。

海の幸 お椀


お部屋をお手頃のタイプにすれば ( 和洋室、ベッドタイプ 和室スタンダード )
20060円からあります。

焼き物 鰆のうに焼き蒸しもの、桜エビ飯蒸し


プランを選んだり お部屋を選んだりするのが 面倒ですが
おおむね 想像よりも だいぶ というか かなり お安いな〜と
言うのが私の印象です。

煮物 山菜飛竜頭


でもその代わり このお食事が はたして16500円が
妥当かどうかは 私の目と舌では ちょっと 分かりかねました。


↓ この煮物が入っていた器ですが 私もこれに良く似た器を
  山代温泉の 「 べにや無可有 」 のショップで購入した事を
  思い出しました。

器山代温泉で求めた器


これは 赤玉瓔珞文 ( ようらくもん ) という 
華やかで高貴な模様だそうで  見るからに おめでたい器ですね。
その時は 山代温泉ゆかりの 魯山人写しの器を買おうと思って
探しましたが わが家には 少し 男性的な感じがしたので
この色味のきれいな九谷の器を買いました。
魯山人写しの器は 「 あらや滔々庵 」 のお食事の際に
楽しませて頂きました。

私は旅先で 器を買うことが多いのです。
一番の思い出になるし こうして似たような器に出会うのも
また 楽しいものです。

↓ 主人のために追加でステーキを注文しました。

追加 ステーキ


この追加注文は チェックインの際に お部屋係りさんに聞くと
いくつかチョイスできる品を 教えてくれました。

部屋食で お部屋係りさんがついて このお部屋に泊まって 
と考えると 宿泊代は4万円〜 はすると思うのです。

私が泊まったプランは 大変リーズナブルなお値段ですが
本来のお高い滞在プランもありました。

それは 「 三養荘ステイ 」 とか 「 三養荘コース 」 と
題したプランで ( これにも数種類あるようで ) 
これだと 一人15万円〜位はするようです。
この 「 三養荘ステイ or コース 」 が 昔からのお値段
なのでしょう。
先日 テレビで放映していた 一同びっくりのお値段の宿泊は
このタイプだったようです。
( きっとお食事の差でしょうが いったいどんなお食事なのか
  興味もありますが。。。 )

替り鉢、牛ロースト浅葱巻き


ということで 私が利用したプランでは お料理は 
あまり期待しない方がいいかもしれません。
まずい、 ということは全くありませんが ちょっと物足りないというか
( 量も見た目も ) インパクトのあるものがないというか。。。
全体的に 華がない という感じでした。

でもお料理以外は お部屋も施設もお庭も 変わるものではないので
このお値段は 寧ろ ありがたい、 という気がしました。

しらすご飯水菓子


夜はお庭がライトアップされていました。
桜の木が お庭中にあるのではなく 大木が数本ある程度ですが
満開の夜は それはそれは綺麗でした。

ライトアップされた桜


三養荘は 前回も書きましたが プリンスホテル系のお宿です。

お客様がいる時に はっぴを着ている番頭さんたちも
プリンスホテルの従業員と言う訳で 週のうち数日は
お宿を出て 東京などで営業活動をしているようです。

↓ 朝のお庭です

朝の庭


そんな話を聞いて よ〜く 番頭さんを見てみると あれ? 
意外と ( と言ったら失礼ですが ) 皆さん素敵なんです。
オジサンだと思っていた番頭さんも 意外や意外
みんなプリンスホテル系の素敵なお顔立ちなんです。

お話した番頭さんは 以前は 大磯プリンスホテルに勤務していた
と言っていましたし もっと前には磯子プリンスにもいらしたとか。
私達は 結婚式のほかにも プリンスホテルがあった地区に
住んでいたことが多かったので 昔のプリンスホテルのお話に 
大いに盛り上がりました。

↓ 朝の縁側

朝の縁側


番頭さんのはっぴも 今ではすっかり見かけなくなりました。
最近は男性の従業員も 作務衣や袴スタイルみたいのが多いため
かえって ここの番頭さんスタイルが 新鮮に感じました。
たしか 湯河原の海石榴 つばき も はっぴを着た番頭さんが 
わらわらと出て来て 出迎えてくれたような気がしますが 
その時以来だったような。。。

朝に庭 奥に「松風」が見えます


とにかく 三養荘は昔のままを保っている感じがして 
大変好感が持てました。
番頭さん以外の従業員さんも みなさん礼儀正しく 
すれ違うたびに 気持ちの良い挨拶をしてくださいました。
庭師の方も お庭を通るたびに 帽子を取って挨拶をする姿が
印象的でした。

↓ 次は朝食です。

朝食


これだけ? そう、 これだけです。
朝食もあと一つ足りないような気がしました。
これに 大きなボウルでの新鮮な朝どり野菜とか。。。
しいたけをテーブルで焼くとか ( あさば かっ! って? )
でも 私はこれで十分、 主人もご飯を沢山食べていました。。。。

朝食


さて 館内の案内です。
まずは 本館用の玄関です。 ( ここは昔のままの玄関です )

本館の玄関 


ここをあがって行くと 本館のお部屋にいけます。

本館 玄関


↑ 玄関をあがって右側が 「 老松 」 のお部屋。

↓ 左側に これらのお部屋があります。

お部屋の案内


↓ 新館ロビーからの長い長い廊下

新館とお風呂、本館をつなぐ廊下


この階段を上がると大浴場です。

大浴場へ


↓ 畳敷きの廊下の先には男女それぞれの大浴場があります。

女性用のパウダースペース

女性用 女性用


大浴場 女性用。 ( それほど大きくはありません )

大浴場 女性


女性用 露天風呂、  残念ながら景観はゼロです。

女性 露天


敷地がこんなに広いのに。。。 
何でこんなところにお風呂を作ったのかしら? という感じです。

↓ 男性用の洗面台の まぁ多いこと。

男性用 洗面エリア


次に お食事処 です。

お部屋係りさんがつかないプランは このお食事処で頂きます。

宴会場をお食事どころに


これはこれで いいですね〜、 華やかな舞台もあるし。
賑やかにお食事が出来て 楽しそうですね。。

各テーブルにはお鍋の用意がありました。

私達のお食事では お鍋はなかったので 後で お部屋係りさんに
聞いたら お部屋では 火は使わない、 という事だそうです。
だからお部屋でいただく場合は なべ料理は出ないということです。
お鍋がいい方は お食事処の方がいいかもしれませんね。

豪華な舞台もあります。


そしてお食事処のお部屋の横には。。。

宴会場の横は


外が眺められるベランダが付いていて 山の風情が楽しめます。
ここでビールとか飲みたい気がします。
( そうすればいいのにね )

山の景色が見えます。


↓ 眼下には こんな小さな滝もありました。

小さい滝


↓ お食事処は2階にあるので 窓からは お部屋の屋根が見えます。

宴会場の廊下から見るお部屋の屋根


上から見ると こんな風に屋根が連なっているんですね。

↓ ロビーからつながる廊下は 新館内は絨毯 敷きです。

ロビーからお部屋をつなぐ長い廊下


この絨毯の模様?は いわゆる 「 空の雲 」 と呼ばれるもので
年数とともに 縦糸と横糸が織りなすものだそうです。 
( 決して しみ ではありません、と 庭園ツアーの番頭さんが
言っていました )

廊下から見える初音のお部屋


↑ 廊下の窓から 木々の間に少しだけ見えるお部屋が 
 「 初音 」 です

実は私がこのお宿を とっても気に入って 次回主人のお誕生日に
家族で行きたい と お部屋係りさんに申し出た所 
次回の参考にと お部屋を見せて下さる手はずを取ってくれました。

 ↓ ここにも空の雲が。

天皇陛下のお泊りになった「初音」へ


番頭さんお薦めの 「 初音 」 のお部屋です。
皇太子様がお泊りになった 「 初音 」 のお部屋。
新館の貴賓室です。 
3部屋 + 化粧の間 温泉付きです。

縁側


新館は 村野藤吾先生の晩年の作で その頃はまだバブル
だったのと 西武の堤さんも ご活躍中ということで 
お金に糸目をつけず 造ったという建物だそうです。
でも決して派手な感じではなく さりげなく、 
でも 凄くお金がかかっている、 というお部屋でした。

お庭


それはそれは品のあるお部屋で プライバシーもバッチリ
守られています。
何よりも 「 新館 」 という事で 新しくて綺麗です。
 ( 本館と比べると )
といっても 昭和63年築なので 25年以上たっていますが。

お部屋


が、 「 高砂 」 のお部屋と比べると 閉そく感が感じられました。
お庭は広いのですが 回りが樹木で囲まれいるせいでしょうか。

お部屋


次回はぜひこちらのお部屋に、 と薦められました

「初音」お風呂


↓ その他 中は見ていませんが 昭和天皇がお泊りになった
  「 みゆき 」 のお部屋 です。

昭和天皇のお泊りになった「みゆき」


「 みゆき 」 の部屋へは これまた長い廊下を ずずっと行くので
ちょっと1人では怖い感じがしました。

↓ 岩崎弥太郎のご長男一家の居室になっていた 「 松風 」
  左側 桜の木の奥のお部屋。

松風


↓ その当時 客室になっていた 「 老松 」

老松


「老松 」、 「 松風 」 どちらもお風呂はありません。
大浴場に近いので お風呂は新館が出来た時に なくして
しまったとの事です。

老松


またお庭の眺めが一番良いのも この2つのお部屋だそうです。

老松


本当に素晴らしい造りで ゆがみガラスが随所に残っていて
昔の建築の素晴らしさを感じることが出来るお部屋です。
お庭に堂々と立っているその姿は 圧巻でした。 

最後に 朝の庭園ツアーです。

朝の庭園ツアー


以前は口下手だったという番頭さんによる 分かりやすい
そして 時々ユーモアあふれる説明に 大いに楽しませて頂きました。

朝の庭園ツアー


お部屋係りさんが言うには 
「 最近は 話が面白いと好評なんですよ 」 と ツアーの番頭さんの
人気ぶりを驚いていました。

2014,4三養荘 桜


と、 こんな感じの 桜の季節の 三養荘ステイでした。

年期の入った部屋は 夜にガラス戸のカギがなかなか
閉まらなかったり 虫が入ってきたりと すべて快適な滞在とは
言えないでしょうが それを引いても有り余る 堂々とした
圧巻の旅館でした。

今風のモダンなお宿の好きな方には 古臭い宿、 時代遅れの宿
という印象を与えるかもしれません。
でも 庭園ツアーで聞いたお話あれこれを考えると より
泊まる価値のあるお宿なのだ という印象を強くしました。  

( もと西武の選手の結婚式の話や 選手の自主トレの話
女優さんの話なども聞けますよ )

いや〜 昭和って なんて素晴らしかったのかしら?
という気分になれた滞在でした。

次回は 翌5月に訪れた 新緑の三養荘、 「 宿木 」 の
宿泊記です。 
こちらは 新館貴賓室のお部屋です。
先に言っておきます、 土曜日宿泊 5人 お部屋係りつき
狩野川コース 1人 28136円でした。

5月宿泊 「宿木」



2014年05月29日

2014 春の三養荘 1  < 離れ 「 高砂 」 お部屋編 >

4月の初旬、 桜が満開の 「 三養荘 」 に泊まってきました。

2014,4 三養荘 桜


お天気も良く 歴史を感じるお庭とお部屋を堪能した
素晴らしい滞在になりました。

三養荘のある 伊豆長岡に向かう途中、 お昼は 三島の 名店 
「 桜家 」 で うなぎをいただきました。

うなぎ桜家


この日は平日だったので30分ほどで入れましたが 
休日は 2時間待ちが当たり前という人気店です。
うなぎ好きの主人は大喜び、 それにしてもお客様は 中年以上の人ばかり、
お年寄りって うなぎ好きなんですね〜 びっくりしました。

うな重3750円


うな重もうな丼も 中身は同じで器が違うだけです。
2枚で 3750円、 これが一番小さいサイズですが
もう お腹いっぱいです。

ではそろそろお宿に向かいましょう。
お宿のある伊豆長岡は三島からだと1時間もかかりません。

あの ( なんの? ) 歴史あるお宿、 三養荘です。

伊豆長岡 三養荘入り口


うわ〜〜〜 とうとう来ました、三養荘。

2012年の秋  伊豆長岡温泉の 「 すみよし館 」 に
抽選で当たって泊まったことがありました。 その時のブログはこちら
その時に主人が朝、散歩していて偶然見つけたのが三養荘だったのです。

三養荘


以前から 名前は知っていましたし テレビドラマの舞台にもなって
いたので 由緒あるお宿なんだな〜 とは思っていましたが
想像を上回る あまりに素晴らしい入り口に 絶句!

絶対次はここに泊まろう、 って言いあった あの 「三養荘」 です。

三養荘


入り口から 車寄せまで 相当な敷地があります。

表の通りから ぜひ歩いて玄関まで行って下さい。
車で さぁ〜 と玄関まで行ちゃうと 
むむ 写真で見たより意外と狭い?  という印象のようです。
( 5月に家族で行った時 娘はそう思ったそうです。
歩いて行くと やっぱり相当広いね、 ということでした。 )

三養荘 入り口


↓ 堂々とした玄関です。 ( 左の丸い建物は ティールームとブティック )
  この玄関が新館の入り口で 新館 本館へのお部屋は
  この入り口を使用します。

本館 玄関


チェックインは3時なので その頃になると 番頭さん 仲居さん
大勢揃ってお出迎えがあります。

玄関1


さぁ 中に入りましょう。
↓ ここが 玄関ロビーです。  ひ ひ 広〜〜〜い

本館 ロビー


竹内結子、阿部寛主演の テレビドラマ 「 笑顔の法則 」 で
たびたび出てきたロビーです。 ( 古い話です。。。 )

最近では お笑いのタンポポが 自転車で伊豆を回る、 という企画で
この旅館に泊まり 最後に宿泊費のあまりの高さに一同びっくり、
というような番組に 三養荘が登場していました。
( 確か1泊 一人15万円だったかと。。。 ) 

ロビー


空間の広いロビー、 立札 ( りゅうれい ) のお席が用意されています。
 ( いつ使うのかしら? お正月とか? )

玄関ロビー内は すべて 畳敷きです。
   
ロビーの手すり


上の写真の右下にある金属の手すり、 
これは天皇陛下がお泊りになった時に取り付けられたそうです。 
私も 上がる時に この手すりを利用させて貰いました。

ロビー


三養荘は 三菱財閥の創始者、 岩崎弥太郎の長男の別邸として
昭和4年に建てられたものです。
そして昭和22年に 岩崎家の家訓とされていた 「 三養訓 」 に由来して
「 三養荘 」 と名づけられ旅館として営業を始めたそうです。

どこまでも続く畳


その当時の建物は 今でも本館として使用されています。
そしてこのロビーは 昭和63年に 建築家 村野藤吾先生の設計で
新館がオープンした時に出来たものです。

ロビー


大変立派な建物で 随所に村野藤吾先生のこだわりの意匠が溢れる
建物です。 
( 翌朝の庭園ツアーで番頭さんが この辺のお話をしてくれます。 )

新館と言っても四半世紀経っているのですが ちっとも古臭くなく
むしろ 今風のすっきりとした すがすがしい印象のロビーです。

ロビーから見る新館のお庭


こちらのロビーは 新館と本館に泊まるお客様が利用するものです。
今回私たちが予約したお部屋は 本館離れのお部屋ということで
チェックイン チェックアウトの際は このロビーを利用することは
ありませんでした。

離れへ


ということで 離れのお部屋へは 玄関の右側の道を入っていきます。

離れの入り口へ


建物に沿った脇の道をずずずっと行くと。。。

離れ、本館入り口


風情ある 枝折り戸ならぬ 枝折り門があります。

庭


そこをくぐると 3000坪と言われている庭園が広がっています。

4月のお庭を通って


後ろの山すべて合わせて4万2千坪の敷地に 3千坪のお庭です。
4月初旬のこの時期は しだれ桜が満開でした。

このお庭は 日本一の庭師 京都の小川治兵衛の手によるものです。

私はこのお庭が見たい というのも ここに泊まった理由の一つです。
というのも 京都で小川治兵衛作のお庭を持つお宿に滞在した事があり
それ以来 お庭というと 小川治兵衛の名前が浮かんでくるのです。

お庭


京都のお庭とは。。。
覚えている方もいらっしゃると思います。
なんと主人を 女性として泊まらせた 京都、 亀岡の 「 楽々荘 」 
のお庭が 小川治兵衛作なのです。

その時の笑っちゃう 「 レディースプラン 」 のお話は こちらです。
( それ以降 こんな無茶な要望は言っていません )

お庭


という事で ここでまた小川治兵衛のお庭に出会うことが出来ました。
本当に 今ではなかなかお目にかかれない素晴らしいお庭でした。

桜


今日宿泊するお部屋は 本館離れの 「 高砂 」 という
これまた由緒溢れるお部屋です。

着きました高砂


玄関前には 桜が満開です。

先ほども書きましたが 昭和22年に旅館として15棟でスタート
その後、 広間やバーを作り それから何度か増築し 
この離れ 「 高砂 」 は昭和42年に建ちました。

離れ 「高砂」 です。


いわゆる昭和の一軒家風の建物です。
お玄関もガラガラという引き戸で 懐かしくも素敵な空間です。

玄関


お玄関を上がると目の前には坪庭が、
そして高砂のお部屋は この右側の部分なんです、が
この建物には 3つのお部屋が廊下でつながっています。
一番大きいお部屋が 「 高砂 」 、奥に中くらいのお部屋 「 花月 」 
そして玄関左側奥に 小ぶりなお部屋 「 きぬた 」 があります。

ただ 「 花月 」 には 裏側に専用の玄関があるので
こちらの玄関は使わない と言っていましたし 「 きぬた 」 は
よほど満室ではない限り 使わないような感じでした。

勿論お部屋に鍵はかかりますし お玄関にも鍵があります。
この日は 他のお部屋は使われていなかったので
一棟まるまる貸切状態でした。

玄関上り口


上り口を上がって 右側の 「 高砂 」 のお部屋に入ると
周りには ぐるっと畳が敷かれています。

畳敷きの廊下


↓ お部屋は2間続きで 奥の本間が12.5畳 
  手前の次の間が 10畳です。

二間続きのお部屋です


↓ 奥の本間から 次の間  入り口方面を見たところです。

本間から次の間を見る


ふすまに書いてある鶴のマークは 「 抱き孔雀 」 というもので
朝香の宮さまから譲りうけたものだそうで 三養荘のマークになっています。

広々したお部屋


三養荘はプリンスホテルグループなので 
皇室とはいろいろご縁があるようです。

昭和天皇がお泊りになったお部屋は 「 みゆき 」 、 
また天皇陛下、 皇太子殿下もお泊りになり ( 「 初音 」 の間 )
皇室の方も よくお利用されているようです。
( そんなお話も 翌朝の庭園ツアーで 聞くことが出来ます )

この意匠の見事さ、 皇室の方の利用というのも うなずけます。

↓ 縁側から見た本間

本間


本間から次の間


見事なのは この2つのお部屋を囲むようにぐるっと
畳敷きの縁側があることです。

廊下から


広大なお庭に面して 24枚の畳が敷いてあります。
だから お部屋の畳数以上に 広々感じます。

廊下


長い廊下にはテーブルとイスが2セット置かれています。

↓ 両側から見た 長い縁側

廊下廊下


3千坪のお庭が 目の前に広がる大変眺めの良いお部屋です。

高砂 本間から庭を見る


本間からは2面にお庭が望め 満開の桜も良く見えます。

部屋の回りに縁側が


広大なお庭に点在しているお部屋は ある程度の距離をもって
配置されているので お庭を散歩している他のお客様の目も
それほど気になりません。
( このお庭を眺められ また お庭に直接出られるるお部屋は 
  本館、 離れ あわせて10室くらいだと思います )

桜が見える縁側


次は お部屋専用のお風呂です。
脱衣所も広々 お風呂も広々です。

脱衣所


脱衣所


さすがに昭和42年築ですから 古さは否めません。。
でも 手入れも良くされているので 古さが 風情となっています。

お風呂


滔々と溢れる湯。
湯船は大変大きくて 4〜5人は入れそうです。
タオルもたくさん置いてあります。

湯船


この風呂は高砂専用のお風呂ですが 場所は 玄関を入って
左側になるので お部屋を出て少し歩くようになります。
( と言っても 一つの建物の中です。 )

洗面所は お部屋の横にあり 洗面台は2ボールで使いやすいです。
そのお隣にトイレがあって 男性用、女性用、各2つずつありました。

洗面所トイレ


この離れには 専用の台所がついていました。
本当は 入っちゃいけないところでしょうが ちょっと失礼しました。
お料理は 厨房から 番頭さんがお庭を通って運んできます。
運ばれたお料理を いったんここで受け取って お汁を温めたり 
ご飯をよそったり するようです。

だから お食事は熱々がいただけました。

お部屋付きの台所


以上が 「 高砂 」 のお部屋の紹介です。

↓ あまり良く撮れていませんが 敷地図です。
  ( クリックすると大きくなります。 )

三養荘 敷地図


左上のブルーの部分 7部屋?が本館です。 

右上のピンクの一角が今回泊まった離れのお部屋 ( 3室 ) です。

右上、横の黄色の部分が新館 ( 別館 )

下側の黄色い部分が 全て新館です。

新館のお庭は 自由に出入りが出来ないようになっていて
お部屋からは 自分のお庭を眺めるだけだそうです。

高砂 間取り


↑ 「 高砂 」 の拡大図です。
 ( その右側にある 「 宿木 やどりぎ 」 のお部屋には 
  5月に宿泊しました。 )

↓ お庭から見た 「 高砂 」 

高砂


↓ 朝の 「 高砂 」  ( 白いカーテンが閉まっています )

朝日を浴びる「高砂」


↓ 夜の 「 高砂 」 と お隣の 「 花月 」 です。

夜の高砂と花月


次回は お食事と予約のあれこれ編です。

「高砂」 外観


テレビで1泊15万円と出ていたので ( もちろんテレビの企画だから
思いっきり高い食材を使ったりしたのでしょうが )
それにしても やっぱりすごく高いお宿なのかな〜 と思っていました。

ところが調べてみると意外や意外、 通常のプランだと 
この広さのお部屋に泊まれる事を考えると大変良心的なお値段でした。